横浜F・マリノスファンとしては、今シーズンの戦いはまず一安心といったところだ。昨年は、最下位に低迷し、本当に降格するのではないかとヤキモキしたシーズンだった。横浜F・マリノスは93年以来、一度もJ2に落ちたことのないオリジナル10のひとつであり、5度のリーグ優勝を飾った名門であるが、百年構想リーグもパッとしなかった。しかし、コリカ監督を招へいした今シーズンは、出番の少なかった近藤選手、松村選手など若い才能のある選手をスタメンで起用して攻撃力が増した。先は長いが、いまのところ降格の心配はなさそうな戦いをしている。これまで7試合を終わって3勝2分け2敗と9位と、まだまだ安定はしていないが、確実に点が取れている。これまでコラムでは谷村の得点力、三井寺の才能など話題にあげてきたが、今回は個人的に鹿島アントラーズから移籍してきた知念慶選手と、ベテラン・天野純選手に注目したい。
知念選手は、身体能力も高く、万能型のFWとして活躍。2017年に川崎フロンターレに加入、その後一時、大分トリニータに期限付き移籍をしたが、2023年に鹿島アントラーズに移籍した。2024年に、ボランチにコンバートされ、屈強なフィジカルを生かし、デュエルにおける強さを見せた。そして、2026年に横浜F・マリノスへ移籍。中盤で攻守に献身的なプレーでチームに安定感をもたらす32歳だ。

天野選手は、横浜F・マリノスの下部組織で育ち、順天堂大を経て、2014年に横浜F・マリノスに加入。2019年にベルギーのスボルティング・ロケレンに移籍したが、2020年に横浜F・マリノスに復帰。その後、韓国の蔚山現代、全北現代を経て、2024年に再び横浜F・マリノスに加入した。もともと卓越した技術を持っており、左足から繰り出される正確なフィードで局面を変えるプレーや、直接FKや強烈なシュートを武器に得点力も高い。ボランチとしてもプレーするが、トップ下でのプレーを得意とする。今シーズンは数多くスタメンとして出場し、36歳のベテランはさらに輝きを増している。

ミントモールで直筆サインカードを探すと、知念選手は2017年川崎時代が6,000円、2025年の鹿島時代が7,500円。2020年の大分時代が9,000円とまずまずの高値だ。



人気の高い選手だけに、横浜F・マリノスでのサインカードが待ち遠しい。
一方、天野選手は、2015年が2,500円、2024年が1,500円と手ごろな値段がついている。もう少し評価が高くてもいいのではないかと思う。


さて、これまでのJリーグでもう一人注目するのが、今年、J1に初昇格した水戸ホーリーホックの32歳のFW・渡邉新太選手だ。

前年チャンピオンの鹿島アントラーズとの茨城ダービーで驚異の4ゴールをあげ、それまで全勝中の鹿島を破りホーム初勝利に貢献した。2018年にアルビレックス新潟に加入、大分トリニータを経て、2025年に水戸ホーリーホックに移籍した。ゴールパターンが豊富で、切れ味鋭いドリブルが武器で勝負強く、シュートが上手い。今年から10番を付け、まさしく水戸のエースとして活躍している。
直筆サインカードは、新潟時代が出ているが、価格は2,500円と買いやすい。今年は、もう少し伸びるのではないかと思う。

海外で活躍する日本人選手も注目だが、Jリーグも面白い。応援するチームを中心に、新たな発見や輝く選手たちにも注目していきたい。
文:Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。
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