【コラム】「珍カード珍道中㉞」米フリーマーケットで見つけた大谷翔平「トプクロ」! 「Target」には劇的な変化が!

恒例の米国西海岸遠征に行ってまいりました。今回もロサンゼルスではなく、アナハイムに近い、ロングビーチを拠点に珍カードを探して彷徨ってみました。単なるカードショップ巡りは面白くないので、ちょっぴり変わったカードを販売している場所を回りました。

まず、スーパーマーケット「Target(ターゲット)」。ブラスターボックス、メガボックス発祥の地ともいえる「Target」ですが、今回、劇的な変化がありました。

週明けにはボックスが並ぶが…。MLBカードはほとんどない

これまでレジ横に並んでいたトレーディングカードが消え、店内の中央奥に棚替え。Topps社と新たに契約を結んだのでしょうか、同社の看板とともに大きな棚が用意されていました。その棚の横には「ポケモンカード」を中心にしたゲームカードの棚もありました。6月には見られなかった現象です。

8日間で30軒ほどの店舗を回りましたが、トレカ人気もあり、残念ながら棚はほぼ空っぽ。NFLの開幕間近、ということもあり、Panini社のアメフットカードのボックスが残っていました。MLBのカードでは「Topps Chrome」のブラスターボックスが入荷直後だったのでしょうか、並んでいた店舗が1軒だけありました。Topps社の野球カードではファクトリーセットもある店舗もありました。野球ではPanini「Elite」「USA Team」のブラスターボックス、メガボックスがあれば、ラッキーという感じです。NBAカードもPanini社の製品だけで、NASCARのカードも若干ありました。

FIFAワールドカップ北中米大会のカードは売れ残っておらず、「モノポリー」のセット、ブラスターボックスがゲームコーナーにありましたが、開封されて中身が抜かれているものもありました。

「ポケモンカード」はスーパーボックスが主流のようです。数パックと大きなサイズのカードがセットになっています。どうやら月曜日に品出ししているようですが、週明けに棚に商品が並び、週末にはなくなる傾向にありました。人手不足なのか、品出しが追い付かず、曜日がずれていることや、すでに新商品として入荷したものの。品出しをできず(忘れて?)、人気のボックスが時期を大幅に遅らせて棚に並ぶこともあるようです。

この季節外れのボックス登場は、今回はありませんでしたが、2年前には9月にMLB開幕の「Celebration」メガボックスが並んでおり、興奮しながらレジに向かった記憶があります。

「Target」ではトレカの購入はひとり2ボックスまでで、返品は不可です。今回は、月曜日にある店舗で、ポケカのスーパーボックスがケースから出され、30代の女性が子供に、20代のコレクターらしい男性が棚を訪れて数秒で2ボックスを抱えてレジに向かいました。スーパーボックスは古いものは、「Frank & Son Collectible Show」やゲームカードショップなどでプレミア価格(だいたい10ドル増し)となって販売されていました。

個人的な趣味でもあるスリフト回りでは、珍品は発見できず。古着のバイヤーさんにとってはきっと価値のない、リヴ・モーガンのWWEオフィシャルTシャツなどを見つけて、大喜びしました。すいません。

今回はフリーマーケットにも挑戦。毎日、トーランスで開催されている人気の「The Roadium(ローディアム)」を初めて訪れました。郊外で開催されているため、みなさん、車でやってきますが、駐車場に入るためには数十分も並ぶことも。駐車場代だけでなく、入場する際には2ドルの入場料を支払います。

ボブルヘッドはいくつかのテントで取り扱いがありましたが、トレカは3つのテントだけ。ポケカ、遊戯王カードも少しながらありました。その中で、最もたくさんのトレカが置かれていたテントでカードを漁ってみましたが、野ざらしの古いカードの中に、「2024 Topps Chrome」の束が。「2024 Topps Chrome」はこの年にエリー・デラクルーズ選手のルーキーカードが収録されたことで、ボックスはとんでもない価格で取引され、ほとんど、店頭にはないブランドです。しかも、その束から、大谷翔平選手のパラレルカードを発見しました。店番をしていた若い女性に値段を聞くと、「カードは全部1ドル」とのこと。なんと、デラクルーズのRCのパラレル版も見つけ、すべて1ドルで購入しました。

帰国して、やっぱり、あの束ごと、購入しておけばよかったと反省。ホビー版もジャンボ版も気が付くと手が出ないほどの高額になっていたため、入手していませんでした。来年6月には、もう一度「ROADIUM」に足を運んで、購入したい、と思います。でも、もうないかも…やつぱり、コレクションアイテムはこれと思った時に購入しなければ、という一期一会の「鉄則」をつくづくと思い知らされました。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。

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