
佐々木朗希投手(ロサンゼルス・ドジャース)は4月25日、ドジャースタジアムでの対シカゴ・カブス戦で今季初勝利をマークした。
今季5度目の登板となった佐々木は5回0/3イニングを7安打4失点。鈴木誠也外野手に4号ソロを許すなど自身MLBワーストの3被弾を浴びたが、改良した高速スプリットとスライダーを軸に粘り、14安打12得点をあげた打線の援護にも助けられた。
昨年5月3日のブレーブス戦以来、357日ぶりの白星に「良かったなっていう気持ちは素直にありますし、打線にも、後を投げたピッチャーにも助けられて勝てたなと思います」と話した。

MLB2年目もパック商品では「TOPPS Series 1」にカードが収録されたが…
この日、スプリットは配球の43%を占めた。これまでと比較して平均球速4・8マイル(約7・7キロ)と球速アップ。変化量を少なくし、より高速のボールに改良した。「元々投げていたフォークではないので、スピード感が欲しいっていうことと、ベース盤の上にいかないと振ってもらえないので。そこに関してコミュニケーションを取る中で(マクギネス投手)コーチとも話して、方向性は決めました」と明かした。
試合前の時点で9イニング当たりの四球数は6・1だったが、この日は1四球と1死球。スライダーを含めた、変化球は配球全体の63%。「カウントを取る上で一番楽だったというのはあった。内容もよくない中で、もどかしさはある」と本来の投球スタイルではないことへの想いも口にした。
「フォームも良くなっているところはある。選んだボール、投げたコースに関しては今持ってるものを発揮した中なので、これに関しては質を上げていくことでしか対策はないのかなと。引き続きストレートと変化球の質を高めることを大事にしてやっていきたい」と話した。

ルーキーイヤーはインスク入りでMLB初勝利カードが作られた
スプリットを見極められるなど、対戦相手も厳しい目で研究していることがわかるメジャー2年目。トレーディングカード界も佐々木には厳しいかもしれない。TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」は佐々木の今季初勝利カードを制作しなかった。話題のルーキーとしてルーキーイヤーは特別セット、企画カードを除き、7種類のカードを発行したが、今季はここまで3月31日からの対クリーブランド・インディアンス3連戦で大谷翔平投手、山本由伸投手とそろい踏みの先発をした際に、コンボで発行された1種しか作られていない。
期待が大きいからこそ、この程度の投球内容では新しいカードを作らない、というハードルが設けられたのかもしれない。「ロウキ・マニア」のボクとしては、そんな周囲の目を胸のすく快投で見返して欲しい、と切に願っている。頑張れ! ロウキ・ササキ!
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























