
吉田正尚外野手(ボストン・レッドソックス)が4月17日、移籍4年目でMLB自身初のサヨナラ打をマークした。
レッドソックスは本拠地のフェンウェイ・パークでデトロイト・タイガースと対戦。吉田は0-0で迎えた延長10回1死一、三塁で、代打に起用された。
タイガースが内野手を5人にするシフトを引く中、高めの速球をたたきつけるように打った打球は前進守備の野手の頭の上を越えて、右前へのサヨナラ適時打となった。
吉田は開幕からスタメン外になることもある中で、試合前の時点で打率.286、出塁率.459、OPS.852と結果を残してきた。この日もスタメン落ちだったが、大事な場面で仕事を果たし、打率を.310とした。

「1点を取るだけだったので、何とかバットに当てて事を起こしたかった。タフなゲームが続く中でホームでこういう勢いのあるゲームができてよかった」と吉田は話した。
吉田にとっても価値のある一打だったが、レッドソックスにとっても意味のあるサヨナラ勝ちになった。レッドソックスの選手の代打サヨナラ打は、2014年7月のマイク・カープ以来。そして、2021年から始まったシティコネクトユニホームで7度目のサヨナラ勝ちになった。着用する試合が限られる中で、他球団に比べても多い。
各チームの本拠地の文化的側面を反映した新しいカラースキーム、書体、グラフィックをデザインにしたユニホームはMLBによると「各球団のコミュニティのエネルギーと誇りを反映し、チームの歴史と今後の展望を祝う大胆かつ表現豊かな解釈を提供する」という。レッドソックスは昨季から新しいシティコネクトユニホームを着用。それまでの黄色を主体にしたものからグリーンをメーンにしたものになった。

ライバル球団のニューヨーク・ヤンキースとともに熱狂的なファンが多いレッドソックスだが、チームにとってもボストンの町とのつながり、思いも深い。吉田のボストン愛を象徴するユニホームでの劇的な一打はTOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」で限定トレーディングカードになった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。




























