
日本サッカー協会(JFA)7月23日、都内で理事会を開き、日本代表を率いる森保一監督の続投を承認した。史上初の3期連続で指揮を執ることが正式決定。アジア杯サウジアラビア大会(2027年1月7日~2月5日)まで異例の「半年」采配継続となる。
来年3月の国際親善試合から次回30年のFIFAワールドカップ(W杯)スペイン・ポルトガル・モロッコ大会まで託す後任には、現在は28年ロサンゼルス五輪を目指すU-21(21歳以下)日本代表を率いる大岩剛監督を兼任で昇格することも同時に決議された。
今夏のFIFAワールドカップ北中米大会に出場した日本代表を率いた森保監督。コーチとして携わった18年のW杯ロシア大会後に東京五輪男子代表監督と兼任する形でA代表監督に昇格。22年カタール大会でドイツ、スペインを連破して16強進出を果たし、北中米大会まで2期8年、務めた。

第2期目も親善試合でブラジルやイングランドを倒すなど、日本を進化させた。北中米大会は、1次リーグでオランダ、スウェーデンと引き分け、チュニジアには4-0大勝。3大会連続の1次リーグ突破に導いた。決勝トーナメント1回戦ブラジル戦は試合終了間際の失点で逆転負けを喫したが、その戦いぶりは高い評価を受けた。
協会側は「森保続投路線」を敷き、水面下で森保監督に打診。内諾を得ていた。この日の理事会で議決権を持つ理事の過半数が賛成し、承認された形だ。アジア杯サウジアラビア大会(27年1~2月)まで「半年」という異例の契約延長がこの日、正式決定。大会結果にかかわらず、それ以上の更新はせず、来年3月の国際Aマッチデーは新監督で迎えることになっていた。
代表通算指揮は107試合で73勝16分け18敗(PK戦は引き分け扱い)。指揮数、勝利数、勝率ともに歴代最多となっている。

後任の大岩監督は2018年に鹿島アントラーズを率いてアジアチャンピオンズリーグ(ACL)で優勝を成し遂げた。2021年12月からパリオリンピックを目指すU-21日本代表の監督に就任し、最終予選を兼ねた24年U-23アジア杯カタール大会で優勝してオリンピック切符をつかんだ。
パリオリンピックでは海外組の招集なし、24歳以上のオーバーエージ(OA)枠も16年ぶりに活用しない、という選択をしながら、ベスト8入り。2028年のロスオリンピックに臨むU-21日本代表の監督として、2026年1月のU-23アジア杯では21歳以下の選手たちで2連覇を達成するなど、アンダー世代での手腕が評価された。任期は2030年W杯までとなる。
森保監督も、大岩監督もエポック社の日本代表カードから、サインカードを含め、トレーディングカードが作られている。大岩監督のカードは今後、増えていくことになる。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























