
第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準々決勝が3月14日、マイアミのローン・デポ・パークで行われ、日本代表侍ジャパンは5-8でベネズエラ代表に敗戦。過去ワーストのベスト8で、連覇を狙った大会を終えた。
先発の山本由伸(ドジャース)がアクーニャJr(ブレーブス)に先頭打者本塁打を許した直後に、大谷翔平投手(ドジャース)が「先頭打者アーチ返し」で追いついた。
1点を追う3回には佐藤輝明(阪神)の右翼線への適時二塁打で同点、初回の走塁で負傷した鈴木誠也(カブス)に代わって出場した森下翔太(阪神)が勝ち越しの3ランを弾丸ライナーで左翼スタンドにたたきこんだ。
ここまでは、侍ジャパンの流れかと思われたが、5回にガルシア(ロイヤルズ)の左中間2ラン、6回にはアブレイユ(レッドソックス)の右越え3ランを浴び、逆転を許した。8回には中堅左への二塁打で出塁したトーバー(ロッキーズ)を二塁へのけん制悪送球で生還させて3点差とされた。
9回裏、最後の打者となったのは遊飛を打ち上げた大谷だった。
「ほとんどのピッチャーのストレートをはじき返された。やっぱり力のあるチームで、非常に強かった」と井端弘和監督は話した。
「短期間でのチーム作りは難しかったが選手たちはチームのために何ができるかということを考えてくれた。今まで呼んだ選手に『ありがとうございました』という気持ちでいっぱいだ」とナインに感謝した。
今大会限りで代表監督を退任する。「各国は力をつけてきている。バッターはさらに力をつけ、ピッチャーもストレートで押したり変化球を磨いたり、さらに力をつけて次の大会に挑んでくれれば日本の野球の発展につながる。さらに日本が力をつけて、次は勝ってほしい」とエールを送った。

侍ジャパンが敗れ、この試合からTOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」は作られなかった。最終的に、1次ラウンドの台湾戦の大谷の満塁本塁打、その大谷のジョン・シナポーズ、周東佑京(福岡ソフトバンク)のスーパーキャッチ、韓国戦の吉田正尚(レッドソックス)の逆転2ランの3枚と、大会直前に発売されたチームセットだけに終わった。チームセットはチームが敗退後も受注が続けており、ファンやコレクターにとっては虚しさが倍増する結果になった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























