
サイヤング賞に3度、輝いたジャスティン・バーランダー投手(デトロイト・タイガース)が7月8日、今季限りで現役を引退することを発表した。発表に先立ち、ロブ・マンフレッドMLBコミッショナーから、21年間にわたる偉大な功績をたたえる「レジェンド枠」で、MLBオールスターゲーム2026に選出されていた。
43歳のバーランダーは、股関節と左足内転筋の負傷で60日間の負傷者リスト(IL)入りしているが、フィリーズのブライス・ハーパーとともに、7月14日にフィラデルフィアで開催されるオールスターゲームの「レジェンド枠」で参加する。タイガースから同枠で選出されるのは、2022年のミゲル・カブレラ内野手以来2人目となる。

バーランダーは自身のSNSで声明を発表した。
「節目の記録や数字、カレンダーの日付を理由に引退したいと思ったことは一度もない。野球そのものが『その時だ』と教えてくれるまで続けたかった。この数カ月で、その時が来たと感じました。今季最後までチームのために全力を尽くすけれど、このシーズンが私にとって最後になる。すべてが始まったデトロイトでキャリアを終えられることは、とてもふさわしいことだと思っている」
バーランダーは2004年のMLBドラフトでタイガースから1巡目(全体2位)指名を受け入団。2005年にMLBデビューを果たし、翌年には17勝して新人王に選出された。2011年に2度目の最多勝となる24勝、最優秀防御率、最多奪三振の投手3冠を獲得してMVPを受賞。2017年と22年にはアストロズでワールドシリーズ制覇に貢献した。最多勝3度、最優秀防御率2度、最多奪三振5度、サイ・ヤング賞を3度受賞した。

古巣に戻った今季は故障でわずか1登板にとどまり、4月4日から負傷者リスト(IL)に入り。2020年のトミー・ジョン手術を乗り越え、通算成績は19年間、のべ5球団で555試合に登板し、266勝158敗、防御率1.14。オールスターゲームでは登板の予定はない。
もはやレジェンドとなったバーランダーだが、トレーディングカードでもレジェンドとして扱われている。現役引退表明を受けて、ネットオークション「eBay」では「2005 Topps」のルーキーカードPSA10が274.99ドル(約45,000円)で落札された。今後も市場価格は上がっていきそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























