【コラム】コベルコ神戸スティーラーズがリーグワン初優勝! 5万人が見届けた決戦がラグビートレカの未来に!

NTTジャパンラグビー「リーグワン」は6月7日、東京・MUFGスタジアム(国立競技場)でプレーオフ決勝が行われ、リーグ戦1位のコベルコ神戸スティーラーズが同3位のクボタスピアーズ船橋・東京ベイに22-13で勝ち、初制覇を果たしました。東京ベイは3季ぶり2度目の頂点を逃した。

前半は両チームが1トライを取り合い、互角の展開。前半25分で、スピアーズのウイング・根塚洸雅が自らキックで転がしたボールをキャッチして右サイドを突破し、最後はプロップの為房慶次朗が押し込んでトライを奪った。対するスティーラーズも29分、フルバックのルーキー・上ノ坊駿介が出したキックパスからウイングのイノケ・ブルアがトライを決め、13-13で折り返した。

後半、スティーラーズはペナルティーゴールをスタンドオフの李承信が冷静に決めてこの試合初めてリードを奪うと、粘り強いディフェンスでスピアーズに得点を許さず、22対13で逃げきった。李は、5本のペナルティーゴールをすべて決めるなど両チーム最多の17得点をあげた。

スティーラーズはリーグワン初制覇で、前身のトップリーグ時代を含めると2018年のシーズン以来となる国内リーグ優勝となった。

スティーラーズの共同キャプテンでもある李は「ゴールキックだけを見れば、役割を果たせたと思う。キックオフの精度など、チームに迷惑をかけてしまったところもあり、自分が成長できる部分を見つけることができた」と満足した様子はなかった。

「どっちが勝つか分からないゲームを勝ち切れたことが大きい。たくさんのファンが神戸から来てくれた中で優勝できてよかった。(ブルアのトライは)相手の裏のスペースが空いていて攻撃できるという絵が見えたので蹴ったところ、ブルア選手が反応してくれていいトライになった」と上ノ坊は話した。

2022年に「トップリーグ」を再編して発足した国内最高峰のラグビーリーグ「リーグワン」頂点を懸けた実力伯仲の戦いを見守るために、MUFGスタジアムには5万人の観客が詰めかけた。BBMのラグビーカードも根強い人気を誇る。来年にはオーストラリアでワールドカップが開催される。日本のラグビー界も、ラグビーカードもますます、盛り上がっていきそうだ。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。

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