
今井達也投手(ヒューストン・アストロズ)が4月4日、サター・ヘルス・パークでのアスレチックス戦でMLB初白星をマークした。今季から移籍した右腕はメジャー2試合目の登板となったこの日、5回2/3を3安打無失点に抑えた。試合は11-0でアストロズが勝利した。
早くも、変化球の切れが話題になっている今井だがこの日はイニングを重ねるごとに球種を増やして、若手スラッガーをそろえるアスレチックス打線を抑え込んだ。
6回もマウンドに上がって、投げきれなかったのはすごく悔いが残りましたけど、5イニングをしっかり投げられましたし、三振も多く取れましたし、もう少し制球の部分を投げるたびに改善していけたら」と話し、9奪三振にも満足していない様子だった。
「終盤、チェンジアップが良くなってきたんで、チェンジアップで一つ三振も取れましたし、やっぱり真っ直ぐとスライダーが球種メインなんで、バッターも2球種でどっちかってところにチェンジアップでカウント取れたりというのが最後の方できたんで、それは収穫かなと思います」と話した。

埼玉西武ライオンズ時代の脱力投法
前回の初登板ではさすがの今井も緊張を隠せなかった。だが、この日は埼玉西武ライオンズ時代もNPBを席巻した脱力投法をMLBのマウンドでも魅せた。「速い球を投げるっていうことよりも、しっかりコントロールよく投げることのほうが大事だなと思ったんで、無駄な力を入れることもなくなりました。速い真っ直ぐに強い打者がメジャーは多いので、その中でもいかに怖さというか、打たれる不安というを消してというか、勇気を持ってスピードを落としてでも、変化球も真っ直ぐもコースに向かって投げる、コントロールを重視して投げるという気持ちをずっとマウンド上で持ち続けられるかどうかだと思ってたんで、それが今日いい方向に行ってくれた」と明かした。
バッテリーを組んだバスケス捕手は「低い腕の出し方にはかなりの幻惑効果があるし、独特なスライダーの回転や変化も素晴らしい。今日は彼の後ろで守っていて本当に楽しかったよ。これからも、あんなピッチングをもっとたくさん見せてくれると期待しているし、間違いない」と称賛した。
エスパーダ監督も「彼(今井)は素晴らしかったね。初回から効率よくストライクをたくさん取れていた。スライダーも素晴らしかった。低いところに集めて左打者を見事に打ち取れていた。ストレートもスピードに緩急つけて投げれていたね。今日は本当に素晴らしい登板だった」と賛辞を惜しまなかった。

まだ、米国ではボックス、パック商品に今井のトレーディングカードは収録されていないが、TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」では入団会見での初カードに続く、初勝利カードを発売した。脱力投法のはずが、写真ではなぜか、力強さを感じさせる1枚になった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























