NBAオールスターゲームは「ヤニス」が「レブロン」に勝利! テイタムが史上最多55得点でMVP!【ニューストピックス】

NBAオールスターゲームが2月19日、ソルトレイクシティで開催され「チーム・ヤニス」が「チーム・レブロン」を184-175で下した。10本の3ポイントを含む55得点10リバウンドを記録したジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)が、自身初となるMVPに選出された。

レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)とヤニス・アデトクンボ(ミルウォーキー・バックス)の両キャプテンが試合前にドラフトを行い、それぞれのチームを決定した。

【チーム・レブロン】スターター
ジョエル・エンビード(フィラデルフィア・セブンティシクサーズ)
カイリー・アービング(ダラス・マーベリックス)
ルカ・ドンチッチ(ダラス・マーベリックス)
ニコラ・ヨキッチ(デンバー・ナゲッツ)

【チーム・ヤニス】スターター
ジェイソン・テイタム(ボストン・セルティックス)
ジャ・モラント(メンフィス・グリズリーズ)
ドノバン・ミッチェル(クリーブランド・キャバリアーズ)
ラウリ・マルッカネン(ユタ・ジャズ)

豪華なメンバーがそろった試合はアデトクンボのダンクで幕開け。負けじとアービングのアシストからレブロンがジャンプシュートでチーム初得点してお返し。第1クォーター(Q)は両チームが譲らず、46-46の同点で終えた。

得点がリセットされて始まった第2Qはモラントやレブロンら、両チームの選手たちが豪快なダンクを決め合う。残り1分を切って、デイミアン・リラード(ポートランド・トレイルブレイザーズ)の連続3ポイントでチーム・ヤニスが突き放し、53-46で勝利した。

ハーフタイムを終え、第3Qクォーターが再び、リスタートすると、ミッチェルとテイタムが3ポイントを立て続けに沈め、チーム・ヤニスが得点を量産。チーム・レブロンはポール・ジョージ(ロサンゼルス・クリッパーズ)、エンビード、アービングらの得点で粘ったが、今度はリラードがハーフコートショットを決める。終盤にはセルティックスでチームメートのテイタムとジェイレン・ブラウンが3ポイントの応酬。59-49でチーム・ヤニスが連勝した。

158-141とチーム・ヤニスがリードして迎えた第4Qでは、ターゲットスコアの182に先に到達したチームが勝利となる。テイタムはここでもシュートを決め続け、2017年にアンソニー・デイビス(レイカーズ)が記録した52得点のオールスターゲーム最多得点を更新。184-175でチーム・ヤニスが勝利を飾った。

自身初となるMVPに選出されたテイタムは2017年のNBAドラフトでセルティックスから1巡目(全体3位)で指名され入団。20年には東京五輪に米国代表として出場し金メダル獲得に貢献。昨季はオールNBAファーストチームにも選ばれた。

トレーディングカードもルーキーイヤーから人気で、米大手オークションハウス「Goldin Auctions」で昨年5月に、PANINI「2017-18 National Treasures」の99枚限定パッチオート (PSA10)が193,200ドル(約2531万円)で落札。開催中のオークションでもPANINI「2017-18 Donruss Optic」の1 of 1ブラックパラレル (PSA9)に20日現在、35件の入札で180,000ドル(約236万円)の値が付いている。今回のオールスターMVP獲得で入札も増えそうだ。

トレカジャーナル編集部

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