
第1回アルティメット世界陸上は9月12日、ハンガリー・ブダペストで女子やり投決勝が行われ、日本記録保持者の北口榛花(JAL)が2投目に68m92の日本新記録をマークして優勝した。従来の記録は2023年に自身がマークした67m38で3年ぶりに記録を更新した。
アルティメット世界陸上は、世界陸上や五輪のメダリストなど陸上界をリードするトップオブトップだけが参加を許された「究極の世界陸上」。第1回大会の賞金総額は、陸上界最高となる1,000万ドル(約16億円)となった。

北口はパリオリンピックで金メダルを獲得して臨んだ昨年9月の東京での世界陸上では右肘のケガの影響で予選落ち。今季からは世界記録保持者で五輪三連覇を達成したヤン・ゼレズニーさんにコーチをお願いし、指導を受けてきた。
6月の日本選手権で優勝を果たすと、先月のDLローザンヌ大会では昨年のオスロ大会以来となる1年2か月ぶりの優勝を飾った。そして、今月のやり投決勝では、ダイヤモンドリーグ(DL)ファイナルではシーズンベストの65m44をマークして2位となっていた。

8人が出場した今回のやり投決勝では、DLファイナルを制した厳子怡(中国)がいきなり68m05を投じ、北口の日本記録67m38を越えた。
北口は1投目に61m15で3位につけると、2投目に厳子怡の68m05を上回るビッグスローを披露。68m92の日本新記録をマークし、逆転で初代女王に輝いた。
「めちゃくちゃ嬉しいのと、残りの2投はもうちょっとちゃんと投げたかったなっていう気持ちです。自分が信じてやってきたことは間違ってなかったと思ってますし、コーチもトレーナーさんも、家族もサポートスタッフの皆さんも、みんな自分を信じてくれてるのに、自分が自分を信じないのはなんか違うなっていう風にこの1年ですごく思えたので、今日はすごく自信を持って試合に臨むことができました」と北口は話した。

北口のトレーディングカードはエポック社の「Team Japn」シリーズ、BBM社のオールスポーツカードで楽しめる。パリオリンピックで金メダル獲得で一気にブレークした北口だがエポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」と「TEAM JAPAN PARIS 2024 MEDALISTS COLLECTION」と連続して人気の「ビッグスロー」が飛び出した。陸上競技トレカの女王として今後も「ビッグスロー」を投げ続ける。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























