
バレーボール・ネーションズリーグ2026の女子予選ラウンド(R)は7月12日、Asueアリーナ大阪で日本代表(世界ランク6位)がポーランド(同5位)と対戦。前回、大会4位の日本代表はフルセットの激闘の末、3ー2(20ー25、14ー25、25ー19、25ー21、15ー13)で大逆転勝利。8勝4敗の勝ち点21として、決勝R進出を決めた。
決勝R進出にはこの最終戦に勝つしかない日本は第1セット、平均身長186.2cmと日本を10cm上回るポーランドの高さを活かした攻撃とブロックに苦しめられた。4−6からは5連続ポイントを許してしまう。日本はアタッカー陣がブロックにかかりリズムがつかめない中、9−15から石川真佑がサービスエース。終盤には島村春世、山田二千華のミドルブロッカー2人がクイックを決めるなど反撃を見せたが、20−25で日本は第1セットを落とした。

第2セットは序盤から一進一退の展開。前日の試合で27得点を挙げた和田由紀子とエース・佐藤淑乃らがスパイクを決めていった。中盤、日本はサーブレシーブが崩されリードを許すと、10−12からは3連続失点。流れは完全にポーランドにいってしまった。日本は14−25と大差で2セット連続で奪われた。

後がなくなった第3セットは、スタートからセッターに関菜々巳が入った。日本は序盤からリードを奪ったが、マグダレナ・スティシアクを止めきれず、徐々に追いつかれていった。10−10から日本は石川の豪快なバックアタック、和田のスパイクで2点のリードを奪い、流れに乗った日本はこのあとも和田が高い決定率でスパイクを決め続け、25−19でセットを奪い返した。
第4セット、序盤から関が佐藤へトスを集めると、その期待に応えるようにスパイクを決めていった。すると5−4から佐藤は2連続でサービスエース。攻撃の幅を広げた関は、変幻自在のトスワークでポーランドを翻弄し、10−5とリードを広げた。カタジナ・ヴェネルスカ(33)のサービスエースで3連続失点するなど完全に流れを掴むことはできず苦戦。勝負所で関は絶好調の和田にトスを集め、リードを死守。17−13の場面では佐藤のこのセット3本目のサービスエースで突き放した。最後は島村がクイックを決めセットカウント2−2に追いついた。
ファイナルセット開始から石川、和田が連続ポイントをあげリードを奪う。しかし、ポーランドも高さを活かした守備と攻撃で同点に。決勝R進出へ死闘が繰り広げられた。7−7から石川にこの試合、チーム初のブロックが飛び出した。9−9からは和田のブロック、山田がサービスエースなどで得点。最後は佐藤がこの試合4本目のサービスエースを決めた。
試合後のインタビューで石川は涙で言葉に詰まりながらも「日本コールが私達の背中を本当に押してくださいました。ありがとうございました」と話した。
ファイナルRは7月22日から26日にマカオで開催され、日本の準々決勝は7月22日に行われる。
【順位表(決勝ラウンドは上位7チームと開催国】
1位 アメリカ 10勝2敗 勝ち点29
2位 イタリア 9勝2敗 勝ち点26
3位 ブラジル 9勝3敗 勝ち点26
4位 トルコ 9勝3敗 勝ち点25
5位 カナダ 8勝4敗 勝ち点24
6位 日本 8勝4敗 勝ち点21
7位 オランダ 7勝4敗 勝ち点21
8位 ポーランド 7勝5敗 勝ち点20
また、バレーボール女子日本代表は9月16日〜22日に岡崎中央総合公園総合体育館、小牧市スポーツ公園総合体育館で開催されるアジア大会愛知・名古屋に出場する。前回の2023年大会では3位に終わった日本代表は2019年以来7年ぶり6度目の優勝を目指す。
バレーボール女子日本代表の最新トレーディングカードは8月中旬にバンダイ「JAPAN NATIONAL VOLLEYBALL TEAM -女子日本代表ver.-ツインウエハース 2026」が、9月中旬にプロデュース216「バレーボール女子日本代表 2026 トレーディングカード」が発売される。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























