【コラム】河本結がプレーオフを制して今季2勝目! 全米オープンへ向けて「エポワン」!

「リゾートトラスト レディス」の最終日が5月31日、グランディ那須白河ゴルフクラブで行われ、河本結(リコー)が吉沢柚月(三菱電機)とのプレーオフ(PO)を2ホール目で制し今季2勝目、JLPGAツアー通算6勝目をあげた。

首位と2打差の2位から出た河本は68で回り、通算10アンダーで吉沢と並んだ。吉沢とは最終組の1組前の同組。POを含めて18番を3度、一緒にプレーした。目の前で吉沢が長いパットをねじ込んでも動揺はしない。「最後まで楽しいって感じでしたね。ドキドキ感が気持ちよかったです」

河本は18番の第1打を、3度とも残り約200ヤードのフェアウエーのほぼ同じ地点に運んだ。1度目の第2打こそ、右ラフに外したが、その「経験」を生かせば、2オンは十分にできる確信があった。そして、最初のPOはグリーン奥のカラー、勝負を決めたホールは下の段とはいえグリーンをとらえた。アプローチミスで自滅した吉沢とはあまりに対照的だった。

河本にとって、今回の勝利は大きな意味があったようだ。スコアや順位を気にするのではなく、納得できるプレーを追い求めた。前日の18番でバーディーを取りにいってボギーにした。最終日は自分に課した課題をやり切ることに専念した。「(課題を)貫いた。欲からくるスイングミスがなかった」と振り返った。

3週前の「ワールドレディスチェンピオンシップ サロンパスカップ」で国内メジャー初制覇。ツアー通算5勝目も最終日に2位からの逆転優勝。2年連続の年間2勝目を達成し、この日もトレードマークの大きなリボンをなびかせて、優勝カップを掲げた。

6月4日に開幕する世界最高峰メジャーの全米女子オープンに出場する。「(今回のコースは)グリーンの起伏が激しくて、下地が洋芝。打ち方や曲がり方が分かったし、全米に向けた準備や対策にもなった。今の自分でどこまでできるのか、楽しみ」と話した。最高の壮行試合になった。

エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では全米オープンの開幕に合わせるように、河本の優勝カードの受注をスタート。リボンもトレカ映えする28歳。全米オープンも制すれば、米国製のトレーディングカードも作られるかもしれない。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。

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