
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝が4月18日、エスタディオ・ラ・カルトゥーハ・デ・セビリアで行われ、レアル・ソシエダードがアトレティコ・マドリードを2-2からのPK戦を4-3で下し、2019-20年シーズン以来となる通算4度目の優勝を果たした。日本代表MF久保建英は後半43分から出場し、自身初のタイトルを獲得した。
試合は前半開始14秒でRソシエダードが先制した。FWゲデスが左から送ったクロスボールを右MFバレネチェアが競り合い、ヘディングシュートをゴールの左角上へ決めた。
前半19分にAマドリードMFルックマンに左足で同点ゴールを決められ、1-1に。前半43分にFKからゲデスが倒されてPKを獲得。同46分にFWオヤルサバルが左足で決めて1点リードでハーフタイムを迎えた。

後半は1点を追うAマドリードが猛攻。守りを固め、逃げ切りを図ったRソシエダード。後半38分、ゴール前で左右に揺さぶられ、最後はエースFWフリアン・アルバレスに豪快な左足シュートでネットを揺らした。2-2となったところで、攻撃のキーマンとして残しておいた久保に声がかかった。
3か月近くに及ぶ長期離脱を経て1週間前に復帰したばかりの久保はベンチスタートとなったが後半43分から出場。右MFに入り、終盤も押し込まれピンチの連続となったが、しのいで延長戦へ持ち込んだ。
仕切り直しとなった延長戦。前半8分に久保が右でボールを受けてカットインからヒールパス。残したボールを味方選手がシュートし、相手GKムッソがセーブしたこぼれ球をフリーとなったFWセルロートがビッグチャンスを迎えた。しかし左足シュートはムッソの阻まれ、勝ち越し点とはならなかった。

決着はPK戦に持ち込まれ、RソシエダードGKマレロが1人目、2人目とシュートストップ。久保はキッカーとしての出番はなかったが、4-3と制すと歓喜の輪に加わった。チームは4度目の優勝を果たした。
24歳の久保にとっては16歳でFC東京とプロ契約して以来、初のタイトル獲得となった。2019年6月、レアル・マドリードに移籍。マジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェへのローン移籍を経て、2022年7月にソシエダへ完全移籍。3シーズン目を迎え、「ソシエーダ・久保」のトレーディングカードも増えてきた。日本代表の一員としてFIFAワールドカップ(W杯)北中米大会での優勝を目指す中、弾みが付くメジャー大会制覇となったが、トレカでも市場価値を上げそうだ。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























