2試合で、17イニング連続の「完全」な快投で佐々木朗希(千葉ロッテマリーンズ)一色に染まり盛り上がるNPB。トレーディングカードもBBM「1stバージョン」を筆頭に、「福岡ソフトバンクホークス」「オリックス・バファローズ」「東京ヤクルトスワローズ」「中日ドラゴンズ」とチーリミが次々に発売され、市場も華やかに、賑やかになってきた。佐々木は「ICONS」の10枚限定サインカードが29万5000円で「ヤフオク!」にて落札されるなど、その投球同様、勢いが止まらなくなっている。
※ランキングには4月24日までのオークション落札価格、トレカショップでの実売価格と公式戦の記録などを集計した。
【19位・森木大智(阪神)】
タイガースのドラフト1位ルーキーは4月19日のウエスタン・リーグ、対広島東洋カープ戦に4番手で1回を投げ4安打2失点を許した。4月24日のオリックス・バファローズ戦での初先発へ向けての調整登板だったが、その24日の先発は雨で流れた。当初、予定されていた4月14日の先発もコロナ禍で取りやめになっており、ファンも本人も肩透かしが続く。「ヤフオク!」ではBBM「1stバージョン」の10枚限定サインが8万8000円で落札されるなど、期待度と注目度が比例して上がっている。
【18位・風間球打(福岡ソフトバンク)】
タカのドラフト1位のBBM「福岡ソフトバンクホークス 2022」6枚限定サインが「ヤフオク!」にて18万1000円で落札された。体作りのため、3軍調整中の現在はまだウエスタン・リーグでの登板もないが、「ルーキーエディション」の高値取引などが、期待の大きさを証明する。千葉ロッテが万全の育成計画を進めた佐々木朗希のケースもあり、風間に関しても、ファンやコレクターは待つ楽しみも感じさせる。
【11位・佐藤輝明(阪神)】
4月24日の対東京ヤクルトスワローズ戦で初回に先制の6号2ラン。丸、岡本(ともに巨人)と並び、セ・リーグトップに立った。「ヤフオク!」では、BBM「1stバージョン」のウルトラシークレットが8,010円、レギュラーカードの50枚限定のホロ箔サインが2,800円、インサート「Amazing」の50枚限定パラレル版が7,040円とトレカでも2年目のジンクスを感じさせない高額落札が続いている。
【7位・石川昂弥(中日)】
4月22日の対巨人戦で本拠地・バンデリンドームで球界を代表するエースの菅野から初アーチとなる3号を放つと、24日の同カードでは満塁の走者一掃の適時三塁打と決勝の犠飛で1試合4打点。ジャイアンツ相手の活躍で大物ぶりも見せた。ランキング上昇中で、「ヤフオク!」ではBBM「1stバージョン」の30枚限定サインが52,001円、同じく30枚限定のクロスサインが47,800円、45,000円で立て続けに落札された。
【4位・松川虎生(千葉ロッテ)】
ドラフト1位ルーキーはもはや正捕手と言っても過言ではない存在感を見せている。佐々木朗希の快投を引き出し、ここ一番での打撃は高卒1年目とは思えない。BBM「1stバージョン」では100枚限定の金箔サインが2,301円から3,480円、50枚限定のホロ箔サインが3,100円から4,900円と「ヤフオク!」でも着実に落札額を上げている。25日現在の「ヤフオク!」での最高落札額は「Icons」の10枚限定サインの83,717円だが、間もなく、これも更新確実だろう。
【1位・佐々木朗希(千葉ロッテ)】
ベスト20のランキングの中でも頭ひとつどころか、ぶっちぎりでトップに君臨する。「ヤフオク」では前述の通り、「Icons」の10枚限定サインカードが295,000円で、「1stバージョン」の25枚限定赤箔サインが65,000円で落札。MINT-MALLではルーキーイヤーの「1stバージョン」の金箔サインカードが120,000円で完売となり、衝撃を与えた。そしてその行方が注目されるTOPPS「NPB Chrome」の1 of 1は今週も市場に姿を見せなかった。
TCJデータチーム