メジャーリーグと、野球の歴史を変え続ける世界のスーパースター、大谷翔平。
彼のトレーディングカードは年々人気が高まり続けており、直筆サインカードともなれば非常に高価になることも珍しくない。
今や世界中のコレクターから羨望の的となっていると言えるだろう。
ちなみに、これまでの最高額は米国大手オークションハウスで落札された、1億6000万円のカード。
50/50の偉業を達成した日に実際に着用していたユニフォームから切り取られた「MLBロゴ」が挟み込まれ、金色の直筆サインが描かれた「1of1」だ。(編注:世界に1枚しか存在しないカード)
そこまで貴重なカードでなくても、”大谷翔平”の直筆サイントレカは数百万円という価格がつくことも多く、あらゆるMLBプロダクトの目玉の一つとなっている。
さらにはサインカード以外でもその価値は上昇し続けている。
例えば2025 Topps Chromeに収録された50枚限定の「Gold Refractor」は海外オークションサイトのebayで、なんと900ドル(約10万円)付近での落札が多く見られる。
さらには250枚限定の「Purple Refractor」でも130ドル、通常のRefractorでも25ドルで落札されているのだから驚きだ。
※画像は最も出現率の高い「Chrome Base」
この背景にはTopps社の「MVP Buyback」という企画が理由の一つとしてあげられる。
これはその年のMVP選手のTopps Chromeカードを最寄りのショップに持っていくと、そのカードの希少価値に応じたストアクレジットがもらえるというもの。
つまり、早くからMVP選手を予測してカードを集めていくとお得なことになるかもしれない、ということだ。
残念ながら日本のショップではストアクレジットを得ることはできないが、大谷選手やアーロン・ジャッジ選手など、MVPに輝く可能性が高い選手のカードは大切にもっておいたほうが良さそうだ。
そうして集められたカードは、光り輝く”MVP”のスタンプが改めて施され、次の年のTopps Chromeに封入される。
この“MVP stamped Buyback “は、当然レアな出現率となるので、その市場価値は高くなるし、何よりも非常に粋でワクワクする企画だ。
そうした理由はあれど、やはり「大谷翔平という稀代のスーパースターのカードだから」というのが最も大きな理由だろう。
今期は二刀流としての復帰を果たし、2年連続でのMVP獲得が有力視されているスター選手のカードは誰もが欲しいもの。
それが美しく輝くリフラクターのカードともなれば、高額で取引されているのも納得だろう。
大谷翔平選手をはじめとする、MLBスターが数多く封入されている「MLB 2025 Topps Chrome」は好評発売中。
直筆サインカードだけでなく、光り輝く貴重なカードたちをぜひ引き当ててほしい。
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文:伊藤航(株式会社ミント)
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