
発売されたばかりのTOPPS社の「Topps Chrome」に封入された大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)のお宝カードに1000万ドル(約16億3000万円)の懸賞金がかけられた。
TOPPS社は昨年の「Topps Chrome」から同社のパック、ボックス商品にゴールドロゴマンパッチカードを封入した。TOPPS社と親会社のFANATICS社、MLBが提携したプロジェクトの一環として、ア、ナ両リーグの2024年のMVP、ルーキー・オブ・ザ・イヤー(新人王)、サイ・ヤング賞受賞者を称え、6選手がユニホームの上部に付けるMLBロゴマンをゴールドにして、シーズン終了後にそれを外し、トレーディングカードに挟みこんだ。
今回の大谷のカードはドジャースに移籍して2年連続のMVPに輝いたことを記念したもので、2024年と2025年の実使用ユニホームから取られた「ゴールドロゴマンパッチ」に、ローマ字と日本語のサインが入った、世界に1枚しかない1 OF 1カードとなっている。ひとつは2本塁打した2025年9月7日に、もうひとつは本塁打を放った2026年4月12日に着用したユニホームのもの、でMLBの認証ホログラムも添付されている。パックには交換券のレデンプションカードが封入されている。
「バック・トゥ・バック(連続)」のデュアル「ゴールドロゴマンパッチサイン」カードは大谷のほかに、アーロン・ジャッジ外野手(ニューヨーク・ヤンキース)、タリク・スクーバル投手(デトロイト・タイガース)の3種が存在する。

大谷の2025年版「Topps Chrome」から引き当てられた デュアル「ゴールドロゴマンパッチサイン」は2025年12月に「Fanatics Collect」で300万ドル(約4億8000万円)で販売され、2026年3月には大谷とジャッジが入ったデュアル「ロゴマンパッチサイン」が「Fanatics Collect」を通じて216万ドル(約3億5000万円)で販売された。
「Topps Chrome」発売前にTOPPS社の公式SNSなどで大谷のデュアル「ゴールドロゴマンパッチサイン」の画像が発表されると、ボックスやパックが店頭に並ぶ前からヒートアップ。ただでさえ人気ブランドの「Topps Chrome」だけに、予約販売段階から「Jumbo」「Hobby」「Mega」「Value」「Breaker Delight」など、すべての商品に完売が続き、現在、店頭でも購入が困難になっている。
その現状もあり、米国メディアによると、香港を拠点とするトレーディングカードベンチャー「Grade 10」が、この大谷のお宝カードを引き当てた幸運なコレクターに1000万ドル(約163億円)と交換する「懸賞金」をかけた。ちなみに、16億3000万円は今年1月に米メディアが報じた、大谷の2025年の年収(1億250万ドル=163億円、当時レート)のちょうど10分の1だ。
トレーディングカード投資会社「Secure Collectibles」は650万ドル(約10億円)も「懸賞金」を提示。この会社は昨年、1290万ドル(約21億円)でマイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントの「2007-08 UPPER DECK Excite Collection」のデュアルNBAロゴマンサイン入りパッチカードを購入したことでも知られている。また、中国拠点の「Pokecolor Inc.」からは590万ドル(約9億6000万円)のオファーもあった。
日本時間7月28日正午現在、大谷翔平のデュアル「ゴールドロゴマンパッチサイン」のレデンプションカードが引き当てられた報告はない。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























