NBAで日本人選手対決が実現した。ロサンゼルス・レイカーズは3月12日、クリプトドットコム・アリーナでとシカゴ・ブルズと対戦。レイカーズの八村塁と、ブルズと2Way契約を結ぶ河村勇輝が顔を合わせた。

レブロン・ジェームズが4試合ぶりの復帰を果たしたレイカーズは、第1クォーター(Q)序盤に八村がフィジカルを活かしたリムアタックで得点。その後はコーナーからの3ポイントも確実に沈め同クォーターで5得点を挙げた。ドンチッチの長距離砲でレイカーズが前に出るも、ブルズの速攻で反撃を受け、同点で最初の10分間を終えた。

ブルズは第2Qから河村がコートイン。2023年11月10日に行われた八村、渡邊雄太(当時フェニックス・サンズ)以来となる日本人選手ふたりの対戦となった。

河村は、早々にレブロンの上から3ポイント。続けざまに相手のターンオーバーからボールを受けた河村が先頭を走り、バックボードにあてて味方のダンクを演出した。スピードを武器に一気に試合を加速させ、流れを作り出して見せた。172センチのポイントガードが短時間で存在感を放つと、八村もギアを上げ、豪快なダンクを披露した。
第3Qでは、八村が3本目の3ポイントを決めてレイカーズがペースを握る中、残り1分24秒には再びコートに戻った河村が八村にマッチアップする場面も。最終Qもスタートから2人が同時にコートに立ち、河村がアシストを記録するなどスタッツを積み上げたが、最後はレイカーズが142-130で勝利を収めた。

河村がメンフィス・グリズリーズに所属していた2024-25シーズンも含め、NBAレギュラーシーズンでレイカーズと対戦した試合はこれまで5度あったが、八村と河村が同一試合で出場したことはなかった。
「こんなにも早く塁さんとコートに立てるとは思っていなかったので、本当に素晴らしい時間でしたし、日本出身の選手として、世界最高峰の大きな舞台でマッチアップしてプレーできるということは、何よりも、僕からしたらすごく光栄な時間でした。大先輩でもあり、日本代表でも一緒にプレーしてきた仲間のひとりでもあるので、すごくアメージングな時間でした」と河村は話した。
「彼がやっていることは、日本人としてすごいことですし、誇りに思ってほしい。僕がやっていることとまた違うことをやっているので、僕には分からないですけど、その大変さというのは僕も分かるので、応援していきたい」と八村はエールを送った。
ふたりは試合直後に握手を交わしてあいさつ。現地メディアによるとふたりはロッカールームでサインとお互いを讃えるメッセージを添えて、ジャージを交換した。
レイカーズとブルズの対戦は今レギュラーシーズンは最後となった。
TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」で八村と河村の「日本人対決」は残念ながら持ち越しになった。八村の「TOPPS NOW」は昨年12月に作られたが、河村はまだ、作られていない。河村はブルス移籍後の初トレーディングカードも含め、今後が楽しみだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























