MLBは2月20日、アリゾナ州、フロリダ州でオープン戦がスタート。アリゾナ州メサではシカゴ・ホワイトソックスとシカゴ・カブスが対戦。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表侍ジャパンに招集された村上宗隆内野手と鈴木誠也外野手が競演した。
「4番・一塁」で出場した村上は2点適時二塁打を放つなど4打数2安打2打点、「3番・中堅」で出場した鈴木は1号ソロを放った。

村上はチームバスとは別に移動し、事故渋滞に巻き込まれて敵地の球場に到着したのは開始15分前。慌ただしく準備して臨んだ試合だったが、「デビュー戦」に臨む思い、渡米した決意をバットに乗せた。
第1打席は二塁ゴロ。そして、第2打席は真ん中高めの91.9マイル(約148キロ)のシンカーをとらえ、中前にはじき返し「初安打」を記録した。「(試合開始に)間に合うか心配だった。1イニング目、2イニング目はすごいふわふわした感じだった」。
第3打席は4回一死満塁。95.2マイル(約153キロ)の直球を振り抜き、中堅手の鈴木の頭上を越える2点適時二塁打を放った。慣れない中堅を守っていた鈴木が太陽を目に入れ、打球を見失ったとはいえ、ワンバウンドで中堅フェンスに届く当たりだった。
「いい感じで打てたので、もしかしたら入るかなと思ったけど、風もあったし、ちょっと詰まり気味だった。でも、しっかりしたスイングができたのでよかった」打撃だけでなく、一塁守備も無難にこなし、首脳陣の期待に応えた。
「けがなく終えたことがすごくよかった。まずほっとしている。(2安打は)打てないより打てた方がいい。シーズンも打てるように頑張りたい」と笑顔で話した。

鈴木は初打席で、いきなり一発を放った。初回、真ん中付近の94.5マイル(約152キロ)のシンカーをとらえると、打球は中堅左に飛び込んだ。
「ある程度ゾーンは確認して自分のなんとなくストライク、ボールの感覚は同じですし、スイング自体は悪くないので、たまたまバットに当たって結果よかったですけど、しっかり振っているのが今日はよかったかなと思います」と振り返った。
MLB3年目の昨季は32本塁打、103打点をマークし、松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)に次ぐシーズン30本塁打100打点を達成。4試合連続本塁打でレギュラーシーズンを終え、プレーオフでもアーチをかけた。前回は故障で辞退したWBCだけでなく、今季の打撃は楽しみでしかない。
期待のルーキーと主力打者。ふたりの最新トレーディングカードはWBCでのものになりそうだが、それぞれの所属チームのユニホームでのカードは「TOPPS NOW」の「Road to Opening Day」のチームセットになりそうだ。
なお、村上は東京ヤクルトスワローズ時代の活躍を振り返る「BBM ベースボールカードセット2026 村上宗隆~KISEKI~」が3月16日に発売される。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























