
メンフィス・グリズリーズは6月29日、ジャ・モラントを交換要員にポートランド・トレイルブレイザーズとのトレードを成立させた。ジェレミー・グラントとクリス・マレーがグリズリーズへ移籍する。
グリズリーズは昨夏のデズモンド・ベイン(現オーランド・マジック)、シーズン中のジャレン・ジャクソンJr.(現ユタ・ジャズ)に続き、2022年に「リーグ最高のヤング・コア」と呼ばれた主力トリオをトレードしたことになった。

26歳のポイントガードは2019年のNBAドラフトで1巡目全体2位でグリズリーズに入団。2019-20シーズンは新人王に輝き、オールスターに2度、オールNBAチームにも選ばれた。超人的な身体能力を生かしたプレーで人気があったが故障もあり、直近3シーズンは計79試合の出場に終わっていた。2024-25シーズンには一緒にプレーした河村勇樹(前シカゴ・ブルズ)から「兄貴分」としても慕われていた。
ブレイザーズにはオールスターフォワードのデニ・アブディヤがおり、バックコートにはドリュー・ホリデー、スクート・ヘンダーソン、シェイドン・シャープらがおり、2026-27シーズンはデイミアン・リラードがアキレス腱断裂から復帰する。ただし、ホリデーは36歳、リラードは35歳のベテラン。2年8700万ドル(約130億円)と高額契約を残すモラントにはチャンスも多く、次の契約へ必死に復活の道を模索するだろう。

2019年のNBAドラフトでは全体1位でザイオン・ウィリアムソンがニューオリンズ・ペリカンズから指名を受け入団した。ドラフト直後、ルーキーイヤーは注目も、トレーディングカードもザイオン一色に染められる中で、モラントのカードもその華麗なプレーとともに市場価格を高めていった。
6月22日にはヤニス・アデトクンボがマイアミ・ヒートへ、25日にはラメロ・ボールがミネソタ・ティンバーウルブズへ移籍と衝撃的なトレードが続いている。NBAトレーディングカードの勢力図も大きく変動するかもしれない。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























