8月7日、秋冬制に移行した新たなJリーグが開幕した。開幕戦は、93年以来一度も降格がなく、歴代優勝回数で1位と2位のチーム、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが対戦し、国立史上最多となる63,960人の観客を集めた。底力を見せ、後半のアディショナルタイムで逆転勝利を収めた鹿島アントラーズだが、この試合の最大の話題は、前半開始7分、右からのクロスに飛び込み先制点を決めた三井寺眞選手だ。史上2番目の若さとなる、16歳4カ月と5日でJリーグでのゴールを決めた。スタメン出場を果たした期待の三井寺選手は、このゴールのほかにも随所で卓越した技術を見せ、その才能の高さを示した。今後の飛躍が大いに期待される逸材だ。
Jリーグ最年少ゴール記録のベスト3を見てみると、歴代1位は15歳11カ月28日・東京ヴェルディの森本貴幸選手。3位が現在ラ・リーガのレアル・ソシエダで活躍する日本代表の久保建英選手が17歳2カ月22日だ。

もう一つの話題が、ワールドカップで活躍した日本選手たちの海外市場での移籍状況だ。スコットランドのセルティックの前田大然選手が、念願のプレミアリーグのイプスウィッチ・タウンへ。

後藤啓介選手がアンデルレヒトからフライブルクへ。ワールドカップのメンバーからは漏れたが、守田英正選手がスポルティングCPからプレミアリーグのハル・シティへ。冨安健洋選手がアヤックスから鎌田大地選手が所属するクリスタル・パレスへ。そして鈴木彩艶選手がヨーロッパチャンピオンのパリ・サンジェルマンへの移籍に基本的合意のニュースも飛び込んできた。

その他、Jリーグの秋冬制移行に伴い、欧州市場への移籍が活発化されたことで、数多くの日本選手たちが海外への舞台を移した。4年後のワールドカップへ向けて、さらに個々の力を磨いてほしい。
話は変わるが、日本人選手として初めて海外に移籍し、プロ選手となったのは奥寺康彦選手だ。当時まだ日本サッカーは、アマチュア選手時代。その中で1977年、古河電工からブンデスリーガの名門・FCケルンに移籍。名将バイスパイラー監督の強い希望によって、この移籍が実現した。今から49年前のあの時代、本当に信じられない出来事だった。そう思うと数多くの日本人選手が欧州を舞台にプレーするのは夢のようでもあり、日本サッカーの飛躍的進歩を見るようだ。
さて、この中からトレカ的に森本選手と奥寺選手の二人を見てみる。ミントモールでは、森本選手の2010-11年の代表ジャージカードが、1500円。
他のオークションなどでは川崎フロンターレ、ジェフ千葉、アビスパ福岡時代の直筆サインカードが4,000円から5,000円で出品されている。

奥寺選手は2017年のBBM INFINITYの直筆サインカードが、10,000円前後だ。

個人的には、歴史的な一歩を踏み出した奥寺選手のカードは、ぜひコレクションに入れたい。
そして冒頭で注目選手として挙げた三井寺選手は、まだトレカ化されていない。
ぜひ今後のカード化にも、活躍にも期待したいところだ。
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文:Chief(ライター)
国内サッカーを中心にトレカの世界を長年に渡って見守って来た元スポーツ雑誌編集者。横浜F・マリノスサポーター。ラグビー、相撲にも造詣が深い。
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