
「ゴルフ5レディスゴルフトーナメント」最終日が9月7日、ゴルフ5カントリーオークビレッヂで行われ、20歳のルーキー荒木優奈(Sky)がツアー初優勝を飾った。
首位から出て5バーディー、1ボギーの68で回り、通算12アンダーとした。今大会は初日が台風接近のため中止となり2日間36ホールの短縮競技で行われた。今季のルーキーVは6月の「ニチレイ・レディス」を制した入谷響(加賀電子)に続き2人目、初優勝者は7人目となった。
最終の18番で1.5メートルのパーパットを決めると笑顔「わあっとなった。涙がちょちょぎれた」と振り返った。
首位に並んでスタート。2番でボギー先行も、5番から好調なアイアンショットを武器に、1.5メートル以内につけて、3連続バーディーを奪った。

12番のバーディーに続き、パー5の13番でもスコアを伸ばした。「緊張をごまかすのに一生懸命だった」優勝争いをした柏原明日架(富士通)は日章学園高の10学年上の先輩。「スターみたいな大先輩。余裕そうに見えたのがかっこいいなー」と他人事のように無邪気に言った。
熊本県出身。日本ジュニア選手権で優勝した。高校3年時にはトヨタジュニアゴルフワールドカップで個人、団体の2冠を達成。米ツアーに参戦している馬場咲希らとナショナルチームでプレーもした。
だが、2023年のプロテストで失敗。ゴルフから逃避した時期もあった。それでも、昨年の挑戦で合格すると、ルーキーながら今大会が自身5度目の初日首位発進。5月の「ブリヂストン・レディス」では首位に並んで最終日を迎え、2打差の2位に入った。
「まぐれと思う人もいると思う。3日間、4日間の大会で優勝することが今年の目標。来年は年間女王を目標にしたい」。米ツアー挑戦も「行ってみたい」と夢も口にした。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では荒木の初優勝カードの発注を9月11日にスタートした。もちろん、ルーキーカード(RC)ロゴマーク入りとなっている。また、5月に発売された「EPOCH 2025 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS ROOKIES & WINNERS」には荒木のルーキーカードを収録。レギュラーカードだけでなく、インサートカード、メモラビリアカード、サインカードといずれも、荒木の活躍とともに、今後が楽しみなカードが勢ぞろいしている。






Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























