いよいよ今夜、7月11日（金）19時より、男子バスケットボール日本代表が韓国代表との国際強化試合に臨みます。
この試合は、8月のFIBAアジアカップに向けた強化合宿の一環として行われるもので、ロスターには現在の日本代表候補から、若手を中心としたメンバーが選出されています。国際試合での実践経験値を積む機会として位置づけられており、将来の代表定着を目指す選手たちにとっては重要なアピールの場となります。

今回はその中から、Bリーグに所属しながら2025年代表構想に名を連ねる4名をピックアップ。
それぞれのプレースタイルや現在の立ち位置に加え、Bリーグカードを通じた注目ポイントも交えてご紹介します。

テーブス海（アルバルク東京／PG）26歳

“若手”と表現することに違和感がある方もいらっしゃると思いますが、今やBリーグを代表する司令塔としての経験と実績を備え、代表でも富樫勇樹を継ぐ「次世代の司令塔」として注目を集めています。
広い視野を持ち、鋭いドライブから繰り出されるパスが代名詞ですが、他にもシュートセンス、スピード、フィジカルどれをとっても穴がなく、オールラウンダーと呼ぶにふさわしい選手です。
スピード感あふれるトランジションプレーだけでなく、ハーフコートでのゲームメイクにも磨きがかかり、成熟期を迎えているといっても過言ではないでしょう。

近年はアルバルク東京のエースとしてカードになる機会も多く、代表での実績がさらに加わることで、コレクション価値も高まっていくと考えられます。

金近廉（千葉ジェッツ／SF）22歳

196cmのサイズにアウトサイドシュートと機動力を兼ね備えた22歳。
多くのスター選手を抱える千葉ジェッツにおいても、主力として安定した活躍を見せており、代表でも存在感を発揮しています。
最大の強みはその身体能力。Bリーグによって行われた「フィジカルテスティング」では、どの種目も上位にランクイン。
走ってよし、飛んでよし、さらにはスリーポイントも成功率が高く、両面で活躍できるキープレイヤーと言えるでしょう。

カードではその長い手足と、「B.LEAGUE モテ男No.1決定戦 2024」で一位に輝いたこともある精悍なルックスも魅力。今後の代表試合でのカード化にも期待がかかります。

湧川颯斗（三遠ネオフェニックス／PG）21歳

21歳という若さながら、B1の舞台を何度も経験しており、今シーズンもチームのローテーションに食い込むのみならず、プレイオフでも出場。
特に攻撃的センスに秀でており、1on1のスキルとシュートはすでにB1でも脅威となっています。代表合宿ではそんなオフェンス面での積極性が評価されているようです。
テーブス海と同じく、193cmというPGとしては恵まれたサイズを持ち、かつ自身でのスコアリング能力も高い「現代PG像」に近い資質の持ち主です。
日本代表のガード陣においても、また異なるタイプとして今後のローテーション入りが注目されています。

カードでは滋賀レイクス時代のカードが中心ですが、これから三遠の主力として定着するにつれてより多くのカードが生まれてくるでしょう。要注目です。

狩野富成（サンロッカーズ渋谷／C）23歳
日本代表が長年求め続けてきた「サイズと運動量を兼ね備えたセンター」として、注目度が高まるビッグマン。
208cmの長身と恵まれたウイングスパンを武器にした、ペイント内でのディフェンス力は驚異的。最大の特徴はショットブロックにおける反応の速さと、タイミングの良さ。「守りの要」として、現在の日本代表においても貴重なピースとなり得る存在です。
もちろんポストプレーやリバウンドも一級品。海外の大柄な選手にも負けない存在感をゴール下で発揮してくれることが期待されます。

トレカはまだ存在しないものの、どうしても紹介したかった逸材です。今季から期限付き移籍が終了し、サンロッカーズ渋谷で本格的なキャリアをスタートさせるため来季のトレカ化に注目です！

スポーツトレーディングカードは、選手の成長過程や実績を記録として振り返ることができるグッズでもあります。今回紹介した4名はいずれも今後の代表やリーグでの活躍が期待される若手であり、カード収集を通じてその軌跡を把握することで、観戦や楽しみ方にも広がりが生まれます。
ぜひ、お気に入りや注目している選手のトレカと一緒に観戦を楽しんでみてください。

頑張れ、日本！

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文：伊藤航（株式会社ミント）
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