大谷翔平投手(ロサンゼルス・ドジャース)の、50/50記念ボブルヘッド(盗塁バージョン)をもらうためにロサンゼルスに行ってきました。ただし、もうひとつの大きな目標がありました。
1995年の途中から渡米してドジャースの担当記者になったボクの主食は、ドジャースタジアムの風物詩ともいえるドジャードッグでした。なにせ、プレスボックス(記者席)では試合中に無料でドジャードッグがふるまわれるのです。試合前に購入して食べる分も合わせて、1日2、3本は食べたでしょうか。2年半の滞在期間と、担当を離れてからも、在籍していたスポーツ紙を退職してからも、年間数回はロサンゼルスを訪れては、ボブルヘッドをゲットしていました。
よくよく、計算してみたら、だいたい、200本くらいをいただいたことになる(ということにした)ので、今回は通算200本目の記念の1本を食べよう、と行ってきました。
ドジャードッグは、トレーディングカードになっているほどの人気です。昨年はTOPPS社がカードのパラレルで「ホットドッグ」ロゴバージョンを封入しました。ドジャースのカードでも、大谷投手、山本由伸投手のパラレルがあります。勝手ながら、これらは「ホットドッグ」ロゴではなく「ドジャードッグ」ロゴだと信じています。
さて、ドジャードッグは球場内の売店、そして、試合中に売り子さんによって売られています。ほどよい大きさですが、今年も値上げされたらしく、1本が7.99ドル(約1,200円)とちょっと、お高めです。昔は4ドルくらいだった気がします。
今回はセンターバックスクリーン右の席を購入して、大谷選手の特大アーチを待つため、試合前にドジャードッグを2本いただきました。おすすめは、右翼ポールから三塁側内野席にむかう途中の「DODGER DOG」の看板がある売店で、ナチョスなど人気メニューも販売している売店よりも比較的に空いています。
さらに、本体を購入後、通路に設置されたトッピングマシンも空いているので、こちらで購入すれば、使いやすいです。ケチャップとマスタードをたっぷり、塗って、オニオンとラディッシュをましましでトッピングします。それを席までもっていきかぶりつく。これぞ、球場メシの醍醐味です。
通算200本目のドジャードッグを食べてから観戦した試合で、大谷投手は2本の本塁打を放ちました。残念ながら、ホームランボールは左翼席と、バックスクリーン左に。ドジャードッグを食べて、ボブルヘッドをもらって、ホームランボールまで手に入れたら、贅沢すぎるので、こればかりはしょうがないですね。それでも、大満足の1日になりました。
これからも、ドジャードッグの味を思い出しながら、ドジャードッグのカードを収集していきます。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。