日本製トレカへの注目度が急上昇! GAに「I.D.カード」が初めて出品!【Goldin Auctions Report】

米大手オークションハウス「Goldin Auctions」に日本製のトレーディングカードが初めて出品されて注目されている。

このカードはトミー「1993 I.D.カード」のイチロー外野手(オリックス)で、100ドル(約1万1000円)で出品され、締め切りまで約5日間を残し、9件の入札があり325ドル(約3万6000円)まで上がっている。

玩具メーカーのトミー(TOMY)が1993年に発売した「I.D.カード」は91年に発行されたBBMの野球カードに次いで市場に参入。トレカの歴史などに詳しい「スポーツカードの集め方」(著・廣重嘉之、報知新聞社刊)によると「BBMカードのようにパックにカードをランダムに入れたものでしたが、カードがひどくダブったり、紙質や写真も悪かったため、人気がありませんでした」という。

同じ93年に松井秀喜外野手(巨人)のルーキーカードを封入したハイナンバーシリーズを発売。翌94年にはプリズム加工されたカードを見ることができるパックに入れるなど工夫したが、この年限りで制作を中止。わずか2年間の短命に終わり「幻のブランド」となった。

「Goldin Auctions」ではこれまでもメンコを中心に日本製トレカが出品されることがあったが、ミントとの業務提携で日本からの出品が容易になったことで日本製トレカの出品が増え、落札額も上がってきた。ベーブ・ルース以来103年ぶりの2ケタ勝利&2ケタ本塁打を目指すMVPの有力候補になった大谷翔平投手の活躍もあり、大谷のNPB北海道日本ハム時代のプロモーションカードに1,920ドル(約20万円)、「2013 北海道日本ハムファイターズ」のサインカードに36,900ドル(406万円)の落札額がついた。

「Goldin Auctions」では今回、エポック社のNPB北海道日本ハムファイターズ時代の大谷翔平のサインカードが初出品されたが、カルビーのシングルカードの出品はない。今回の「I.D.カード」の出品で、日本製トレカの知名度、人気度アップはもちろん、落札額=価値のアップが続くことになりそうだ。

※「Goldin Auctions」での落札額はすべてバイヤーズプレミアム込み。

トレカジャーナル編集部

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追記)
トミー「I.D.カード」は
1993年版が「ハイナンバー」の追加版を合わせて全410種類。野茂英雄(近鉄)ら8選手のインサート「パズルカード」があった。
1994年版が全288種類。マック鈴木(MLBシアトル・マリナーズ)のトレーニング姿のサブセットも含まれていた。
ともに直筆サインカードもあったが、BBM「スポーツカード・マガジン」のチェックリストにも記載されていない。

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