サッカーのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウドが8月27日、プレミアリーグ(イングランド)のマンチェスター・ユナイテッドに移籍した。スペインのメディアなどによると、年俸2500万ユーロ(約32億円)とオプションによる2年契約を結んだ、という。ロナウドは03年から09年までマンUでプレーしており、12年ぶりの古巣復帰となった。
「クリロナ」の愛称で知られるロナウドはラ・リーガ(スペイン)のレアル・マドリードから2018年にセリエA(イタリア)のユベントスに移籍。今年5月にはチーム史上最速で100ゴールを記録。イングランド、スペイン、イタリアの3か国の異なるクラブでそれぞれ100ゴール以上を記録した史上初の選手となった。
クリロナの移籍に関しては、ユベントスとマンチェスター・シティが交渉を進め、26日の時点でロナウドも移籍へ個人的に合意した、と言われていた。しかし、マンUが正式オファーを提示すると、とんとん拍子に話が進み、移籍がまとまった。ポルトガル代表の後輩にあたるブルーノ・フェルナンデスらの存在も影響した、という報道もあった。
自身のブランド「CR7」を立ち上げるなど背番号「7」を自身の象徴としてきたクリロナだが、現在、マンUではウルグアイ代表のFWエディンソン・カバーニが昨年10月の加入からつけているため、キャリアをスタートさせたスポルディングCPでつけていた「28」が有力だ。
クリロナはトレーディングカード界でもスーパースターのひとり。米大手オークションハウウの「ゴールディン・オークションズ」では間もなく、締め切られる最新回に出品されているかつて所属していた時のマンUのカードに注目が集まった。
このカードはUPPER DECK「2003 Manchester United 」のルーキーカードで7枚限定のゴールドパラレル。PSAグレーディングでは7点の評価ながら29日現在、17,000ドル(約187万円)まで入札額が上昇。今回、出品されているクリロナのカードでは最高額となっている。さらに、このカードはミントの代行サービスを通じて日本から出品された。
ちなみに、「ゴールディン・オークションズ」でのクリロナのカードの史上最高落札額は、前回記録された156,000 ドル(約1716万円)。PANINI「2002-03 Sports Mega Craques」のルーキーカード(PSA10点満点)についたものである。
トレカジャーナル編集部