
MLBアメリカン・リーグの優勝決定シリーズ第6戦は10月19日、トロピカーナ・フィールドで行われ、タンパベイ・レイズがクリーブランド・ガーディアンズに7-3で勝利。対戦成績を4勝2敗として6年ぶりの3回目のワールドシリーズ進出を決めた。
2回に先頭カミネロが中前打で出塁すると、次打者シンプソンが二ゴロで走者が入れ替わった。すかさず二盗で揺さぶると、メサの四球で一、二塁。中直で一、三塁とすると、メサも二盗で二、三塁。パラシオスの2点二塁打で先制した。

7回にはカミネロの左翼ポール直撃の2ランで突き放した。23歳の主砲は一塁前でゴリラのようなドラミングを見せると、本塁手前では最前列で観戦していた24年途中まで在籍したアロザレーナ(現マリナーズ)に向け、アロザレーナの十八番でもある「腕組みどや顔ポーズ」を決めた。

38秒もかけて生還するパフォーマンス。まだMLBでの実績のなかった2023年に大谷翔平投手(当時エンゼルス)のトレード交渉が進んでいた、という報道もあった主砲は今季、レギュラーシーズンで自身初の全162試合に出場し2年連続40本塁打100打点となる42アーチ、101打点をマークして押しも押されぬア・リーグの顔になった。
試合後は4万230人の観客に向け「タンパが、ここに来てプレーする機会を僕に与えてくれた。タンパ、これは君たちのためだ!」と絶叫した。
8回には、ガーディアンズに2死満塁から2点を返され2点差とされたが、その裏、は1番・ディアス内野手が2ランを放ち、勝利を決定づけた。

先発のペラルタは6回途中1失点に抑え、主導権を相手に渡さなかった。第4戦でのリリーフ登板から中1日の先発で、第2戦での先発勝利に続く2勝目をマークし、シリーズMVPに選出された。8月に今季開幕前に移籍したメッツからトレードで加入。「7月に自分にこの話をしても信じないと思う。最高に幸せだ」と笑顔を見せた。
ワールドシリーズでは昨季まで7年間所属した、ミルウォーキー・ブルワーズと対戦する。「信じられない。ミルウォーキーも素晴らしい街で、私の夢をかなえてくれた。(対戦を)楽しみたいと思う」と話した。見据えた。

両リーグで最高勝率をマークしたチームが激突するワールドシリーズは、10月23日に開幕する。レイズのリーグ優勝は2020年以来だが、当時はコロナ禍のため、中立地の西海岸ペトコパーク開催。しかも無観客だった。ブルワーズとともに初制覇をかけての頂上決戦となる。
TOPPS社のオンデマンドカード「Topps NOW」ではこの試合から歓喜に沸くヒーローたちの限定カードを制作。カミネロのカードとディアスのカードには購入者の中から抽選で当たる「Lucky Hit」にはイメージバリエーションでシャンパンシャワーの写真、カミネロのカードには直筆サイン入りの 1of1 が企画された。



Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























