
ジョシュア・バエズ外野手(セントルイス・カージナルス)が8月15日、MLB史上初となるデビュー戦3本塁打をマークした。
この日、メジャー初昇格を果たしたバエズは、同日のリグレーフィールドでのシカゴ・カブス戦に「5番・左翼」で先発出場。初回2死1塁、メジャー初打席で初球を振りぬき、中堅へ約137メートルの特大1号2ランを運んだ。
3-3で迎えた4回の第2打席は左翼へ勝ち越しの2号ソロ。メジャー初打席から2打席連続本塁打。さらに、6回の第3打席は右越え3号ソロを放った。

8回の第4打席は左飛に倒れた。スタンドにかけつけた家族、親類、友人らの大応援団だけでなく、ベンチに戻るバエズには敵地ファンからも大きな拍手が送られた。試合は8-4でカージナルスが勝利した。
ボストン生まれのバエズは乳児期に家族とドミニカ共和国のサントドミンゴへ移住し、11歳でボストンのドーチェスター地区へ戻った「ドミニカ系米国人」。2021年MLBドラフト2巡目(全体54位)でカージナルスに入団した。
今季はカージナルス傘下のAAA級メンフィスで103試合に出場し、打率・256、34本塁打、90打点。この日のデビュー戦3本塁打を合わせた今季、記録した37本塁打はカイル・シュワーバー外野手(フィラデルフィア・フィリーズ)と同数になる。

試合後、バエスは「信じられない。言葉にならないけど夢がかなった。1試合で3本塁打なんて夢にも思っていなかった」と話した。「試合中にずっと自分の周りをハチが飛んでいた。まるで亡くなった父が(ハチになって)近くで見守ってくれているような気分になった。父が生きていたら、きっと誇りに思ってくれたはず。」と感慨深げに話した。

新しいヒーローの誕生に、トレーディングカード界も多いに盛り上がった。バエズのルーキーカードは来年、発売されることになるが、「1st Bowman」などのファーストカードは2022年に作られた。ネットオークション「eBay」ではこの日の試合後、一気にバエズのカードが売買された。ほとんどがPSAなどのグレーディング鑑定を受けているものだが、中には鑑定を受けていないものもある。これまでに、MINTモールに販売履歴が残っているカードと比較すると、
2022 Bowman’s Best 25枚限定サイン 4,500円 → 207,114円
2022 Bowman Chrome 499枚限定サイン 2,000円 → 119,490円
2022 Bowman Chrome シリアルなしサイン 7,000円 → 79,660円
と高騰。まだまだ、入札の続いているものもあり、さらにその市場価格は上がりそうだ。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。




























