
FIFAワールドカップ2026北中米大会の1次リーグ グループHでスペイン代表が6月21日、サウジアラビアに4-0で勝利した。ラミン・ヤマルが先制点となるW杯初ゴールをマークした。
「神童」が初戦で格下のカボベルデ相手に0-0で終わった欧州王者を目覚めさせた。前半10分、左サイドからの折り返しを滑り込みながら右足で押し込んだ。ヤマルが育ったスペイン・カタルーニャ州マタローにあるロカフォンダ地区の郵便番号の下3桁「304」を指で表すなじみのセレブレーションで赤く染まった観客席を沸かせた。

4年前のカタール大会は学校の教室で試合を見ていた少年が夢をかなえた。「とても特別なこと。ワールドカップに出場することをずっと夢見てきた。だから、初先発した今ここで、母や家族がスタンドにいる前で、ゴールを決めることができて夢がかなった。前回のワールドカップは授業で見ていた」18歳343日での初得点は、18歳357日のリオネル・メッシ(アルゼンチン)よりも早いW杯史上8番目の年少記録。18歳以下で先制ゴールを決めたのは58年大会のブラジル代表FWペレ以来、史上2人目の快記録となった。
初戦のカボベルデ戦では後半26分にガビと交代で途中出場でW杯のフィールドに初めて立っていた。「勝たなければならない試合で引き分けたのは悔しい。この試合に自分たちが望んでいた形で臨むにはどうすればいいか、色々と考えさせられた」そして、臨んだW杯初スタメンだった。

バルセロナで4月下旬に左太もも裏を負傷したこともあり、前半45分間だけの限定出場だったが、この得点でサウジアラビアの出はなをくじくと、主導権を握った。ヤマルの得点をサポートした、久保建英のRソシエダード同僚のミケル・オヤルサバルが前半21分とその3分後にも得点を重ねて前半だけで3点リードを奪った。後半にも1点を加えて快勝した。「休むこともできたし、完璧」とヤマルは話した。
この日が65歳の誕生日だったデラフエンテ監督もヤマルについて「彼が復帰し、心身ともに万全の状態を感じることが重要だったんだ。選手たちが自信を持ってベストなパフォーマンスを発揮してくれていることを、心からうれしく思う」と話した。

すでにトレーディングカード界でも「神童」として評価されているヤマル。今回のワールドカップのオンデマンドカードを発売しているPANINI社の「Panini Instant」ではすでに初戦でW杯初出場を果たしたヤマルのカードを発売している。初ゴールもすぐに登場するだろう。LEAF社の通販限定の最新カードでもメッシ、クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル)とともにセットに収録された。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























