
ミラノ・コルティナオリンピックは2月8日、最終日の決勝を迎え、最後の種目、男子シングルのフリーで佐藤駿(エームサービス)が自己ベストの得点をあげる演技で2位に。この結果、日本は総合成績で2大会連続の銀メダルを獲得した。
男女のシングルとペア、それにアイスダンスの4種目の総合成績で競うフィギュアスケート団体。日本は初日の2月6日に行われた3種目を終え、合計23ポイントを獲得。首位のアメリカにわずか2ポイント差と迫り、悲願の金メダル獲得へ向けて暫定2位につける絶好のスタートを切った。
第1種目のアイスダンスのリズムダンスでは、五輪初出場の「うたまさ」こと吉田唄菜・森田真沙也組(木下アカデミー)が68.64点で8位(3ポイント)となり、緊張感の中でチームの先陣を切った。続くペアでは、三浦璃来・木原龍一組(木下グループ)が自己ベストを大幅に更新する世界歴代3位の82.84点を記録し、全体1位(10ポイント)を獲得。チーム順位を一気に引き上げ、女子シングルでも、坂本花織(シスメックス)が今季の世界最高得点となる78.88点で他を寄せ付けず1位(10ポイント)を獲得した。
2日目の2月7日には男子シングルのショートプログラムに登場した日本の鍵山優真(オリエンタルバイオ)が、パーフェクトな4回転コンビネーションや豊かな表現力で観客を魅了し、自己ベストに迫る108.67点をマーク。首位で日本に10ポイントをもたらした。日本は1位だった女子、ペアに続いて高い総合力を見せ、合計33ポイントを獲得。アイスダンスのフリーダンスでは、吉田・森田組が98.55点で6ポイントを獲得。1位のアメリカとの差を5ポイントとして、2位で予選を通過した。
そして、最終日のこの日は決勝が行われ、ペアのフリーで三浦・木原と、女子フリーで坂本がともに1位(10ポイント)に輝く圧巻の演技を見せ、最終種目の男子シングルを残してアメリカと59ポイントで並んだ。

最終種目となる男子シングルのフリーにはオリンピック初出場の佐藤が登場。演技冒頭、4回転ルッツを鮮やかに決めると、4回転トーループからの連続ジャンプも成功。演技後半もトリプルアクセルとダブルアクセルの連続ジャンプをきれいに決めるなどすべてのジャンプを成功。自己ベストの194.86をマークして2位に入った。
この結果、日本は総合成績を68ポイントとして銀メダルを獲得し、この種目で2大会連続の銀メダルとなった。1ポイント差で金メダルを獲得したのはアメリカで、男子シングル世界王者のイリア・マリニンがこの種目トップとなる200.03の得点をあげて逆転優勝。3位にはイタリアが入った。
佐藤は昨年12月のグランプリファイナルでフリーの自己ベストの得点を出し、オリンピックの舞台でその記録を上回った。「自分のできる最大限の演技ができた。このチームや声援のおかげでのびのびと演技できた。感謝している」と話した。
TEAM JAPANの絆を感じさせた3日間。キャプテンも務めた森田は「3日間すべて日本のチームのすばらしい演技を見ることができたし、自分たちも感動を与えられるような演技ができたと思う。日本のチームみんなが最高だった」と話した。
まさに魂のスケーティングともいえる演技で銀メダル獲得に貢献した佐藤のトレーディングカードはエポック社の「TEAM JAPAN OFFICIAL TRADING CARDS」の最新作「EPOCH 2026 TEAM JAPAN WINTER ATHLETES」に初収録されている。レギュラーカードも、インサートカードも、サインカードも熱い感動がよみがえるカードになった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























