
張本美和(木下グループ)が史上初の全日本4冠を達成した。卓球の全農杯全日本選手権はダブルスの部最終日を2月1日、豊田市総合体育館で行い、混合ダブルスは松島輝空(木下グループ)とのペアで坪井勇磨(クローバー歯科)・赤江夏星(日本生命)組に決勝で3-0と快勝。約30分後に行われた女子ダブルス決勝で長崎美柚(木下アビエル神奈川)=と組み、平野美宇(木下グループ)・木原美悠(トップ名古屋)組を3-0で下した。

張本美は前週にジュニア女子で2007-2010年の石川佳純以来、史上2人目の4連覇を果たした。女子シングルスでも決勝に進出。3年連続で顔を合わせた早田ひな(日本生命)を4-3で破り、1988年の佐藤利香以来、37大会ぶりのジュニアとの2冠を獲得した。
誰よりも長く戦った。4種目で25試合目となった女子ダブルス決勝。3球目でクロスに強烈なフォアドライブをたたき込んだ長崎と、抱き合った。1936年に始まった伝統の大会で、前人未到の4冠を達成した。「終わったので言えるけど、4冠ってすごいなって。史上初というのはやる前から知っていて、近づいてくるにつれて『次負けるんじゃないか』と思ったりもした。自分でも信じられない。すごくうれしい」と話した。

女子シングルスでは決勝で3年連続で顔を合わせた早田ひな(日本生命)を破って初優勝。「シングルスとは全く別の種目。ダブルス自体が自分としては難しいなと思っていて、正直不安しかなかった」と明かした。
全日本でのダブルス種目は2022年の混合の3位が最高だった。松島輝との混合ダブルス決勝の約30分後、調整の時間もなく臨んだ女子ダブルスもストレートで制した。ジュニアは出場資格を満たすのが今年が最後。まさにラストチャンスで4冠の偉業を成し遂げた。

2028年のロサンゼルスオリンピックは男女のダブルス追加など種目変更により、ひとりの選手が最大4種目に出場できる可能性もある。「まだ2026年ですけど、五輪種目で少しでもアピールになったら。全種目で日本一になれた今大会の結果を自信にして、頑張っていきたい」と17歳のエースは力強く言い切った。
張本美のトレーディングカードは、エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」のTリーグカードがある。今季はこれまでに4枚のカードが作られている。さらに、NPBの始球式カードにも登場。ロサンゼルスオリンピックまで何枚のカードが作られるのだろうか。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























