明治安田J1百年構想リーグが開幕し地域リーグラウンドがスタートした。2月6日に日産スタジアムで行われた横浜F・マリノス対FC町田ゼルビア戦では、町田がFWエリキの百年構想リーグ「1号」を含む2ゴールを古巣相手に決めて3-2で勝利。2月7日にはフクダ電子アリーナで浦和レッズがジェフユナイテッド千葉に2-0で勝利。味の素スタジアムではFC東京が1-1からのPK戦5-4で鹿島アントラーズを下した。
雪が舞う味スタジアムで行われた一戦で、F東京のゴールへ向かう「前へ」の意識が勝利を呼び寄せた。
前半44分、鹿島GK早川友基からMF三竿健斗へのパスをFWマルセロ・ヒアンがインターセプト。三竿は得点機阻止のファウルで一発退場となり、東京はこのプレーで得たFKをMF遠藤渓太が直接決めて、先制した。

ビハインドと数的不利となった鹿島だが、その直後のプレーで得た右コーナーキックに、ゴール前でこぼれ球に反応したDFキム・テヒョンが押し込んで同点とした。
攻勢を強める東京は後半半ばには、昨季頭角を現した岡山から今季復帰したFW佐藤龍之介を投入。積極的にゴールを狙ったが、鹿島もDF植田直通、GK早川友基らを中心に堅い守りで決着はPK戦に持ち込まれた。

90分を終えて突入したPK戦でGKキム・スンギュが先攻の鹿島4番手を阻止。最後は5人目の佐藤が落ち着いて決めて、東京がシーズン初戦でPK勝利での勝ち点2を手にした。

「(5人目の起用に)身が引き締まった。相手はいいキーパー。中途半端なコースに蹴るより、自信を持って真ん中に蹴ると直前に決めた。緊張感のある試合でPKを蹴れたことは、自分にとってもプラスになる。こういう大会なので(PK戦でも)勝つことは大事。勝ち癖は東京に必要なことだと思うので、いいスタートが切れたと思う」と佐藤は話した。
今季のJリーグは、今年8月から行われる秋春制へのシーズン移行に伴って、2月6日から6月までの特別大会を実施。
J1では20チームが東西で10チームずつに分かれてホーム&アウェイで2回戦総当たりの地域リーグを5月24日まで戦う。
その後、プレーオフラウンドをホーム&アウェイで第1戦を5月30~31日、第2戦を6月6~7日に行い、東西各地域リーグの同じ順位同士で対戦して優勝チームと最終順位を決める。
90分以内での勝利は勝ち点3、負けは同0だが、地域リーグでは90分で勝敗が決まらない場合には延長戦は行わずにPK戦を実施。
PKでの勝利では勝ち点2、敗れても勝ち点1が与えられる。J1の優勝チームはAFCチャンピオンズリーグ(ACLE)への出場権を獲得する。J2との昇降格はない。
エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」も百年構想リーグのロゴマーク入りで「開幕」。早速、白星スタートを切ったFC東京から先制弾の遠藤、好守のキム・スンギュ、そして、勝利を決めた佐藤の3枚のカードの受注がスタートした。もう2度とない、と言われる特別大会の開幕戦カードはその劇的な勝利もあり、ぜひ、手に入れたい特別なカードになった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























