メジャー・リーグ・サッカー（MLS）は12月6日、MLSカップ決勝を行い、インテル・マイアミFCが本拠地チェース・スタジアムでバンクーバー・ホワイトキャップスを3-1で下し、初優勝を飾った。

8分にオウンゴールでインテル・マイアミが先制するも、後半の60分に追いつかれる。それでも71分にはメッシのスルーパスからデ・パウルが沈めて勝ち越し。終了間際にもメッシが胸トラップから浮き球のラストパス。タデオ・アジェンデが決め、ダメ押し弾となった。

インテル・マイアミにとっては初のMLSカップ制覇に。リーグスカップ（2023年）とサポーターズ・シールド（2024年）に続くタイトルとなり、引退を発表しているジョルディ・アルバとセルヒオ・ブスケツは最後に有終の美を飾った。

メッシは、プレイオフの1回戦1stレグからの6試合すべてで得点に絡んだ。プレイオフ6試合で6ゴール7アシストと圧巻の成績を残した。レギュラーシーズンでも29ゴール16アシストでMLS得点王&アシスト王（プレイオフ含む）、リーグ最多ドリブル成功数（101回）の成績を残した。

この試合の最優秀選手（MVP）に選出されたメッシは「これが僕の待ち望んでいた瞬間。チームとしても待ち望んでいた瞬間だ。今年は調子が良かった。多くのゲームに出場できて幸運だった」と話した。

クラブの共同オーナーである元イングランド代表デビッド・ベッカム氏にとってもうれしい優勝となった。

TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」ではこの決勝の熱闘を限定トレーディングカードに。メッシ、この日、得点したデ・パウル、アジェンデとともにアルバとブスケツもカードになった。購入者に抽選で当たる「LUCKY HIT」にはサインカードのほか、この試合で使われた試合球を裁断して挟み込んだレリックカードも用意された。

Cove（ライター）
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター（自称）。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。