【コラム】カレッジフットボール2025|プレーオフ制度と将来のスター候補6人を紹介

本当に早いもので、カレッジフットボールのレギュラーシーズンが終了しました。
現在のカレッジフットボールの仕組みは、ここから各カンファレンスのチャンピオンシップが開催され、その結果に基づきカレッジフットボール・プレーオフの試合が決定し、年末から年明けにかけて全米王者をかけたトーナメントを行うことになっています。
もしかしたら皆さまも聞いたことがあるかもしれない「ボウルゲーム」もこの年末の試合に含まれています。

ボウルゲームとは、ポストシーズンの一発勝負の試合のことを指し、ローズボウルオレンジボウルは特に有名です。以前は指定されたカンファレンスで優秀な成績を残したチームしか出場できないものでしたが、カレッジフットボール・プレーオフが12チームに拡張した現在では、有名なボウルゲームはすべてプレーオフに組み込まれています。それらのボウルゲームを経て、カレッジフットボール・プレーオフ・ナショナル・チャンピオンシップと呼ばれる全米王者決定戦があります。
来年は日本時間1月20日(火)に開催予定なので、ぜひ皆様も気にしてみてください。(NFLとの兼ね合いで現地時間月曜日開催です)

さて、今回は2025年のカレッジフットボールのレギュラーシーズンを踏まえた上で、ドラフトとは関係なしに、現在のカレッジフットボール界の将来のトップスター候補を6人紹介します。

ジェレマイア・スミス(WR・オハイオ州立大学)

カレッジフットボールをよく知る人に「最強のWRは誰?」と聞いたら、多くの人が挙げるであろう選手がこのジェレマイア・スミスです。現在2年生で、NFL入りは最短で2027年ですが、すでに2027年のNFLドラフトでは全体1位もあるのではと話題になっている選手です。高校時代から超一流のリクルートとして注目されていた彼は、全米トップ選手としてオハイオ州立大学へ入学。1年目から1,315ヤード、15TDを記録しチームの全米優勝に貢献しました。6フィート3インチ(191cm)、223ポンド(102kg)という巨体ながらも、スピードとキレ、技術を兼ね備えた姿はNFLでも即通用級。もう1年大学にいなければならないのがもったいないと思わせる選手です。今から再来年のドラフト及びNFLシーズンが楽しみになる、カレッジフットボール界のスーパースターです。そして現時点であまりにもスーパースターであるため、すでにトレカでも高値が付いています。

ジェレマイヤ・ラブ(RB・ノートルダム大学)

現時点でのカレッジフットボール最強のRBです。どこからでもタッチダウンを取れるスピードと、ボディバランス、視野の広さ、フットボールセンスと、昨年ドラフト1巡で指名されたアシュトン・ジェンティに全く負けることのない実力を持っています。今季は開幕戦と2戦目で成績が残せず、少し不安なスタートになりましたがその後は本来の実力を取り戻し、レギュラーシーズン終了時点では1,372ヤード、18TDで、獲得ヤード数は全米4位、TD数は全米3位という好記録でした。このままいけば間違いなくドラフト1巡で指名されることでしょう。

ジュリアン・セイン(QB・オハイオ州立大学)

現在のカレッジフットボールにおいてスターQBとなれそうな選手は何人かいますが、以前の記事で紹介した選手も多いので、今回はまだ紹介していない選手にスポットライトを当てたいと思います。今季からオハイオ州立大学の先発QBのジュリアン・セインは、元々は世代トップQBのひとりとしてアラバマ大学へ飛び級で入学しましたが、名将ニック・セイバンHCの引退とともに大学を離れ、オハイオ州立大学へ転校してきた経歴を持っています。今季は先発1年目ながら脅威的なパス成功率78.9%、3,065ヤード、30TD、5INTで、チームの全勝を支えています。判断力と制球力に極めて優れており、ディフェンスのわずかな隙間を見つけ出すのが得意なQBです。今年のハイズマンの最有力候補の1人でもあり、2027年のドラフトにおいてどこまで高評価され、高順位でドラフトされるのかが楽しみな選手です。

ケイレブ・ダウンズ(S・オハイオ州立大学)

直近のセーフティポジションの若手スターといえば、現ボルティモア・レイブンズ所属のカイル・ハミルトンを思い浮かべますが、選手としてのタイプは違うとはいえ、ケイレブ・ダウンズは彼に並ぶ存在になれる逸材です。高校時代から全米トップSとして活躍し、アラバマ大学へ入学。1年目からスターターとして試合に出場し、経験を積みました。彼の場合もセインと同様にニック・セイバンHCの引退とともに大学を離れる決断をし、オハイオ州立大学へ転校しています。セーフティとして求められる一瞬の判断力とすぐに動き出せる反応力を兼ね備えていて、ランディフェンスでもパスカバーでも穴がなく、身体能力の高さも必見です。個人的にはカイル・ハミルトン以来のパーフェクトなセーフティという評価をしているくらい稀有な選手で、将来のトップスター候補です。

 

ジェレマイア・スミスとのデュアルカードも


デビッド・ベイリー(DE・テキサス工科大学)

© 2025 Texas Tech University


あのパトリック・マホームズの母校であるテキサス工科大学の中心選手です。スタンフォード大学からの転校にあたって、カレッジフットボールのディフェンスの選手としては全米トップの約4.7億円が払われたと報道されていますが、その価値があるのを全米に見せつけました。今季は全米トップとなる12.5サックを記録し、ディフェンスの中心としてテキサス工科大学を同校初のプレーオフ進出へと導きました。パスラッシャーとしてはモンスター級の動きを見せており、来年のNFLドラフトでも1巡指名が有力視されています。彼はまだトレカ化していないので、今後が楽しみですね。

 

ドリュー・メステメイカー(QB・ノーステキサス大学)

© 2025 University of North Texas


今季のレギュラーシーズンで3,835ヤード、29TD、4INTを記録し、パスヤード数で全米トップとなったのが、スモールスクールのノーステキサス大学で活躍するQB、ドリュー・メステメイカーです。まだ大学2年目ということもありNFL入りは最短で2027年ですが、6フィート4インチ(193cm)、211ポンド(96kg)という体格は、まさにNFL向き。彼の注目ポイントは、高校1年生にQBで先発して以来、昨年のボウルゲームまで試合での先発経験が全くなかったところです。当然、大学に入る際も奨学金なしでフットボールチームへ加入しています。まさに無名でした。そんな彼を見出したエリック・モリスHCは、過去にパトリック・マホームズを育て、キャム・ワードを無名からドラフト全体1位まで押し上げた実績のある、注目の若手ヘッドコーチです。来年からオクラホマ州立大学への移籍が決まっており、メステメイカーも付いていくのではと話題になっています。来年の成績次第ではドラフト1巡の可能性もあり、今から注目しておきたいトップスター候補です。ちなみに、まだトレカ収録はされておりません。

カレッジフットボールにおける、いわゆる1部校というのは136校ありますが、その中でNFLに行ける選手はごくわずかです。
NFLに行くだけでもすごいのに、そこから活躍する確率ともなると、さらに天文学的な数字に。
今回紹介した選手たちが今後どうなるのか、一緒に見届けましょう。

 

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文:Tamago
国内のNFLファンコミュニティでも一目置かれる存在で、特にカレッジフットボールの知識に関しては「日本随一」との呼び声も高く、毎年恒例となっているドラフトビッグボードでは、数百人に及ぶ選手の評価・分析を行い話題となっている。戦術、選手育成、大学文化に至るまで多角的な視点でフットボールを分析し、その的確さには定評がある。
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