
「樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント」の最終日が11月2日、武蔵丘ゴルフコースで開催され、プロ3年目の仲村果乃(プレナス)が7バーディー、1ボギーの66をマーク。通算14アンダーとし、JLPGAツアー初優勝を逆転で飾った。エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」から11日に優勝カードが発売された。
3打差4位で最終組の1つ前の組で出た仲村は、前半でスコアをふたつ伸ばし、後半の11番、12番で連続バーディー。15番でも伸ばし、河本結(リコー)、呉佳晏(ウ・チャイェン=台湾)らとのV争いを制して、最終日逆転優勝を飾った。

京都市出身の24歳は、父の影響で11歳からゴルフを始める。奈良育英高から龍谷大を経て、2022年のプロテストに4度目の挑戦で合格した。JLPGAツアー29勝の吉川なよ子に師事。今季は7月の「ミネベアミツミレディス」、「明治安田レディス」と2戦連続で2位に入り、トップ10が6回と調子を上げていた。「今回はでき過ぎだと思いますが、優勝してホッとしています」と笑顔を見せた。
「鼻歌を歌ったり、身体を動かしたり、ゴルフ以外のことを考えたりしていました」と自分のプレーに集中することで、ついに「壁」を破った。

表彰式で白いチャンピオンブレザーを着て優勝トロフィーを掲げた。。「すごく緊張した3日間だった。最終日にビッグスコアであがれたことはすごく成長してるんじゃないかなと思います。最終ホールをバーディーで締めることができて本当に安心しました。今回だけで満足するのではなく、これからも2勝、3勝を目指して頑張ります」と話した。
メルセデス・ランキングは20位に上昇。50位以内に与えられる初シードは確実になった。エポック社の「EPOCH 2025 JLPGA OFFICIAL TRADING CARDS」の常連になるだけでなく、「EPOCH-ONE」でも優勝カードの常連になってほしい。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























