エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では、NPBの横浜DeNAベイスターズに入団した藤浪晋太郎投手の移籍後初となるトレーディングカードを発売した。
藤浪は阪神タイガースから2023年にポスティングシステムを利用して、オークランド・アスレチックスと契約。シーズン中にボルチモア・オリオールズに移籍し、オフにFAとなり、ニューヨーク・メッツ入り。今年1月にマリナーズとマイナー契約を結び、21試合に登板し、防御率5.79をマークしていたが、6月に自由契約となっていた。3年ぶりの日本球界復帰となる。NPB通算成績は189試合に登板し、57勝54敗、11ホールド、防御率3.41。MLBでは64試合に登板し7勝8敗、2セーブ、5ホールド、防御率7.41を残している。
シーズン途中の入団ということにくわえ、トレカに関する肖像権の問題もあり、「ベイスターズ・藤浪」のカードの発行に関しては期待が集まるとともに、発行されないのではないか、という不安も広がっていた。7月18日に横浜市内の球団事務所で行われた入団会見の様子をカードにした1枚で、藤波はベイスターズのユニホームに袖を通し、キャップも被った。
また、7月22日に入団会見を行った元中日ドラゴンズのダヤン・ビシエド内野手の「エポワン」も受注をスタートした。ビシエドは中日ドラゴンズ時代の2018年に首位打者と最多安打のタイトルを獲得。NPBで9年間、プレーしたことで外国人枠ではなく、日本人選手としての入団となった。さらに、ひと足に復帰が発表され、試合に出場しているマイク・フォード内野手のカードも発売。決勝の先制適時打を含む3安打猛打賞をマークした7月21日の中日ドラゴンズ戦からの1枚となった。
独走態勢を固めつつある阪神タイガースにストップをかけ、27年ぶりのリーグ優勝、日本シリーズ連覇へ、大補強を敢行したベイスターズ。そのトレカも盛り上がっている。
トレカジャーナル編集部