サッカー日本代表は10月5日、東京のMUFGスタジアムでの「キリンカップ2026」決勝でニュージーランド代表と対戦。FW上田綺世の先制弾、MF堂安律の勝ち越しゴールで2-1で勝利し、15年ぶりの優勝を飾った。
世界ランキング17位の日本は、FIFAワールドカップ2026北中米大会後、初となる国際試合で、9月からウルグアイ、ベネズエラ、エクアドルの南米勢と対戦し、3連勝。この日は4連戦の最後の試合となる世界86位のニュージーランド戦に臨んだ。
引いて守りを固めるニュージーランドに対して、日本は序盤から攻め込み、前半28分に上田が4試合で4得点目となるゴールを決めて先制した。

しかしその後、パスのミスからボールが相手に渡り、32分にカウンターを受けて同点に追いつかれ、そのまま前半を終了した。
後半もチャンスを作りながら、決めきれない時間が続いたが、26分に途中出場の中村敬斗が左サイドを突破してゴール前へボールを送り、これを堂安が押し込んで、勝ち越した。

「相手がクロスボールの対応を意識していたのでどのようにはがすか、試行錯誤していた。その中でこぼれ球をしっかり決めることができてよかった。4連戦を通して特に守備で違うフォーメーションをトライした中、勝ちきることができてよかった。自分としては効果的な動きをすること、特長を出すことを意識していた」と上田は振り返った。
「ふだんのスリーバックではあのようにゴールに向かっていく動きは出せないので、フォーバックだからこそだと思う。敬斗がすばらしい抜けだしをしてくれて感謝している。勝利を大前提にチームとして臨んだ中で、対戦相手も強かったし、結果には非常に満足している」と堂安は話した。
来年の「アジアカップ」は森保一監督が指揮を執る最後の大会となる。「監督への感謝はことばでは表せないので選手としては結果で恩返ししたい。森保さんのためにアジアカップの戦いに集中したい」と堂安は意気込んだ。

「今回の代表活動で4試合目ということもあり、選手たちにとっては体力的に厳しい状況の試合だったが、勝つことができたのは間違いなくサポーターの皆さんの声援のおかげだ。感謝している」と森保監督は話した。
「アジアカップ」へ向けて、フォーバックのフォーメーションも試した。「自分たちの戦術の幅を広げてシステムの選択肢を増やすために、この4試合目でチャレンジしようと前々からコーチ陣と決めていた。言葉でいうほど、戦術変更は簡単ではないが、短い代表活動の中でチャレンジできたのは収穫だった」と話した。
15年ぶりの優勝という最高の形で終わった「キリンカップ2026」。開幕したJリーグも、欧州リーグも盛り上がっている。サッカーのトレーディングカードもワールドカップ以降、久しぶりに盛り上がりを見せている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























