
米女子プロゴルフ(LPGA)ツアー「アーカンソー選手権」の最終日が9月27日、アーカンソー州ピナクルカントリークラブで行われ、西村優菜(スターツ)が米ツアー初優勝を飾った。単独首位で出て、1イーグル、5バーディー、2ボギーの66をマークし、通算21アンダーで頂点に立った。
1メートル強のウィニングパットを決めた西村は、右拳を振って喜びをかみしめた。渋野日向子、勝みなみ、原英莉花ら日本勢選手によるウォーターシャワーで盛大に祝福された。
2位に5打差の単独首位で出た西村は3番でバーディー後、4、6番でボギー。62をマークして先にホールアウトした岩井明愛(ホンダ)に首位で並ばれ、前半を終えた。11番はバンカーから直接カップインさせてバーディー。14番は2オンに成功し、3メートルのフックラインを沈めてイーグル。リードを4打差に広げ、逃げ切った。

「今日の前半は苦しかったけど、後半にしっかりエンジンかけてやろうと思っていた。やっと勝てたなという感じです。特にこの2年間は苦しかったので、良かったと思います」と涙を浮かべて話した。
西村にとって、JLPGAツアー6勝目をあげた2022年7月の「ニッポンハムレディス」以来、4年ぶりの優勝となった。今季の日本勢では山下美夢有(花王)、桑木志帆(大和ハウス工業)に続く3人目のLPGAツアーVだった。2000年度生まれ「ミレニアム」世代では、古江彩佳(富士通)に続く2人目の優勝者となった。
3日間の大会で、初日から2日連続でLPGAツアー自己ベストの63をマークし、首位を独走した。心がけたのは「自分で自分にブレーキをかけないこと」だという。150cmと小柄な西村は飛距離ではライバル勢に劣るが、初日はフェアウェーキープ率、パーオン率がともに100%と高いショット精度が光った。

2019年11月のプロテストで一発合格。2020年の「樋口久子・三菱電機レディス」で初優勝、2021年の「ワールドレディスサロンパスカップ」で国内メジャー初優勝と着実に実績を積み重ね、名実ともに人気ゴルファーになり、LPGAツアー本格参戦を決めた。
LPGAツアー参戦4年目の今季は出場15試合で9度の予選落ち。1打届かずカットされる試合が何度もあり「1打で落ちるショックは大きくて、モチベーション維持がは難しかった」と振り返った。それでも、西村らしくコツコツとトレーニングやスイングを修正しながら状態を上げた。
前週までのポイントランキングは103位。来季のフルシード権を得られる80位以内を目指す上で大きな、うれしい1勝となった。

エポック社のトレーディングカードも人気の西村。優勝カードこそ、オンデマンドカード「EPOCH-ONE」で2022年以来、作られていないが、主戦場は米国ながらボックス、パック商品では2025年の「EPOCH JLPGA TOP PLAYERS」には収録。ネットオークション「eBay」にもエポック社のカードが出品されている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























