
東京ヤクルトスワローズ・石川雅規投手が9月2日、自身のSNSで今季限りでの現役引退を発表した。
46歳の左腕は球団マスコットのつば九郎とのツーショットとともに「25年間の現役生活。夢のような、毎日。あっという間でした」と報告した。文章の最後はつば九郎の使う「みんな えみふる(笑みFULL)」で結ばれた。

石川は2001年のNPBドラフトにて青学大から自由獲得枠でスワローズに入団。167センチ、73キロという小柄ながら、2002年のルーキーイヤーから12勝をあげ新人王を獲得。巧みな投球術で2008年には最優秀防御率のタイトルも獲得した。
2024年には工藤公康(横浜)、山本昌(中日)、三浦大輔(DeNA)の23年を抜くプロ野球新記録となる24年連続勝利を達成した。2023年には1年目からの23年連続勝利というNPB史上初の快挙も成し遂げており、1年目からの連続勝利では、MLB記録のロジャー・クレメンス(レッドソックスなど)の24年連続に並んだ。
45歳以上で白星を手にしたのは浜崎真二(阪急)、工藤、山本昌と過去3人。なお、打席に立っても24年連続安打を記録し、昨シーズンまで通算136安打を放った。
25年目の今季は故障で出遅れ、8月27日の読売ジャイアンツ戦(神宮)で今季初登板初先発。左肩を痛めて1/3イニングで5安打6失点を許し無念の緊急降板となった。史上初の25年連続勝利は達成できず、決断を下した。
24年間の通算成績は550試合に登板し188勝193敗、4ホールド、防御率3.92だった。

引退発表の全文は以下の通り。
「東京ヤクルトスワローズのファンの皆様方へ、ご報告があります。報道でもありました通り、今シーズンをもちまして、石川雅規は、現役を引退する事になりました。
毎試合スワローズと共に戦い、スワローズのユニフォーム、そして僕のユニフォーム、タオル、手作りグッズでの力強いご声燕、そして神宮球場はもちろんの事、ビジター球場、全国どんな場所からでも、沢山の応燕をいただきました。
自分の背中には、チームメイトはもちろん、最高の東京ヤクルトスワローズファンの皆様という仲間がいる。僕には沢山の仲間がいるんだ!そんな想いと共に戦ってまいりました。どんな時も力強く背中を押していただきました。本当にありがとうございました。
25年間の現役生活。夢のような、毎日。あっという間でした。夢中になれることがある。こんなに幸せなことはありませんでした。
入団して25年。エースになりたい、スワローズでリーグ優勝、日本一になりたい。その思いだけで左腕を振ってきました。
真のエースにはなれませんでしたが、マウンドに上がった時は、自分がヤクルトのエースだ!という強い気持ちで、最後までマウンドに立ち続けました。仲間の皆様がいてくれたからこそ、どんな相手にも、立ち向かって行けました。
どんな時も暖かいご声燕をいただき、どれだけ感謝をお伝えしても、足りません。全国の東京ヤクルトスワローズファンの皆様、本当にありがとうございました。そしてこれまで僕と関わり、手を差し伸べてくださり、支えてくださった全ての方々に、心から感謝申し上げます。
最後になりますが、全国の東京ヤクルトスワローズの仲間の皆様!最高に幸せな、25年間でした。宝物のような日々、毎日がめちゃくちゃ楽しかった。本当に本当にありがとうございました!
東京ヤクルトスワローズ 石川雅規
これからも仲間と共に みんなえみふる。」
石川のトレーディングカードは、まだ、BBM「ルーキーエディション」がなかった2002年に「BBM Preview」に入団会見の写真を使った貴重なルーキーカードが収録されている。

エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」ではこの日、東京都内の球団事務所で行われた引退会見の限定カードの発注を9月11日からスタートした。すでにBBM「1st バージョン」、エポック社「EPOCH 2026 NPB」などで「Preview」以来、25年連続のトレーディングカード制作となっていたが、小さな大投手のカードコレクションに新たな1枚が加わった。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























