
「第57回住友生命Vitalityレディス東海クラシック」の最終日が9月20日、新南愛知カントリークラブ美浜コースで行われ、昨季の年間女王の佐久間朱莉(大東建託)が今季最多の3勝目、JLPGAツアー7
勝目を飾った。1打差2位で出て1イーグル、5バーディー、1ボギーの66をマークし、通算13アンダーで並んだ神谷そら(郵船ロジスティクス)とのプレーオフ(PO)を制した。
自身2度目のPOは1ホール目で決着をつけた。POの第2打を池に打ち込んだ神谷に対して、佐久間は1.5メートルのウィニングパットを真ん中から沈め、パーをセーブ。両手を突き上げた。「しっかりパーを取らないといけない。2パット(のパー)で上がれるマネジメントに徹した。緊張感が楽しかった。とてもうれしい」とPO初勝利に笑顔を見せた。POの悪夢を振り払った。2023年の「リシャール・ミル ヨネックスレディス」で第2打を池に落として、初Vを逃し流した悔し涙を笑顔に変えた。

大会連覇を狙った神谷との一騎打ちを制した。5番で今季単独最多8個目のイーグルで首位浮上。15番は第2打を池に落としたが6メートル強のパットを沈めてパー。17番で神谷に並ばれたが、POで振り切った。「去年、悔しい思いをした大会で、リベンジできてとてもうれしいです」と話す笑顔も倍増だ。
7月の「AIG全英女子オープン」は129位で予選落ち。パット時に体が縮こまり、不調に苦しんだが、8月から本格的に始めた読書で冷静さ、ポジティブ思考を学び、ひとまわり、大きくなった。「メンタルとかに生かせそうなジャンルの本を読んでいる。本から学べることはたくさんあるし、落ち着いてプレーできるようになった」と明かした。

史上7人目の2年連続女王へメルセデスランキングで首位の桑木志帆(大和ハウス工業)と583.79ポイント差に縮めた。「まだ公式競技(メジャー)も残っていますし、そこで勝てば年間女王も見えてくるはず。最後まであきらめずにプレーしたいです」と10月1日開幕の「日本女子オープン」を見据えた。

エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では佐久間の今季、3枚目の優勝カードを制作。逆転の連続女王なら、「JLPGAアワード」でのドレスアップした華麗なカードも2年連続で作られる。身長155センチの小柄な23歳がシーズン終盤で、でっかい勝利を勝ち取った。
追加)佐久間の3勝目の「エポワン」が発売されたため、記事内容、タイトルを修正・加筆し、画像データをアップデートしました。(10月13日)
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























