
リオネル・メッシが8月31日、アルゼンチン代表チームからの引退を発表し、21年間の代表活動に終止符を打った。39歳のメッシは自身のSNSで「辛い決断だったし、今でも深く痛む。だが、その時が来たのだと理解している」と綴った。
メジャーリーグサッカー(MLS)のインテル・マイアミでのプレーを継続するメッシは、今夏のFIFAワールドカップ2026北中米大会で史上最多タイとなる6度目のW杯に出場。準優勝に終わったが、初戦でハットトリックを決めるなど8得点をあげ、歴代2位の通算22得点とした。2022年のカタール大会では7得点で優勝に貢献した。

「すべてを勝ち取ったここ数年だけでなく、それ以前も含めて、常にすべてを捧げてきたと誓う。このユニホームのために常に闘い、ピッチ上ですべてを出し切った。みなさんに喜びを届け、サッカーを通じてアルゼンチン人であることを誇りに思ってもらうために」と続けた。
メッシはアルゼンチン代表として207試合に出場し、通算125ゴール(うちW杯で21ゴール)を記録して同国の最多得点記録保持者としてキャリアを終える。男子の代表戦でメッシを上回る得点を挙げているのは、146ゴールを記録し、8月に現役引退を示唆したポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドしかいない。

SNS投稿の中でメッシは、自身が精彩を欠いたW杯決勝の2日後となる7月21日に引退の手紙を執筆していたものの、父親のホルヘ・メッシさんの闘病生活が続いていたため公開を見合わせていたことを明かした。ホルヘさんは8月8日、68歳で故郷のロサリオから天国へ旅立った。
「代表チームの一員でいることを愛しているし、これまでも愛してきた。そして、これからもずっと愛し続ける。私は(代表に)すべてをささげてきた。ささげられるものはもう何も残っていない。それに、私の後では本当に素晴らしい若手選手らが台頭してきている。彼らにチャンスが与えられるべきだ」と後輩たちへエールを送った。

世界最優秀選手賞(バロンドール)を史上最多となる8度受賞し、史上最高のサッカー選手と呼ばれる。代表は引退しても、現役生活は続ける。MLSで2度のMVPに輝き、リーグ王者の絶対的エースであり、勝負どころで今なおゴールを生み出し続けている。インテル・マイアミとの契約期間は2028年シーズン終了までとなっている。
メッシのトレーディングカードといえば、8月に米大手オークションハウス「Goldin Auctions」でロナウドとのコラボカード「2014 Panini Prizm FIFA World Cup Matchups」の5枚限定「Gold Power Prizm」(BGS9)が695,400ドル(約1億1,130万円)で落札された。これは、メッシの代表カードでは史上最高額となった。
※落札額はバイヤーズプレミアム込み。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























