プロレスの祭典WWE「レッスルマニア42」のDay1が4月18日、ネバダ州ラスベガスのアレジアントスタジアムで行われ、WWEで一時代を築いた人気女子レスラー、ペイジが4年ぶりに復帰。いきなり、女子タッグ王座を獲得した。
この日のWWE女子タッグ王座戦は、王者ナイア・ジャックス&ラッシュ・レジェンド、シャーロット・フレアー&アレクサ・ブリス、ベイリー&ライラ・ヴァルキュリア、ニッキー&ブリーのベラツインズによるフェイタル4WAY戦が予定されていた。
最後に入場口に現れたベラ・ツインズ。左足にプロテクターを装着し松葉づえをついていた双子の妹のニッキーがマイクで会場を呼び掛けた。左足を負傷し2週間前に手術したばかりで「ここ(歩ける)までに戻ってきたけど、レッスルマニアの最高の瞬間のため、古い友人を呼ぶわ」。

おなじみの登場曲で姿を見せたのは元WWEディーバス王者のペイジ。英国出身でプロレス一家に育ち、2005年に13歳でデビュー。2011年にWWEと契約し、その美しさと切れ味の鋭い決め技で、2014年からメインロースターとなり、21歳で最高峰のディーバス王座を獲得した。AJリーやシャーロットらと抗争を展開。ベラツインズともライバル関係にあった。
2017年12月に首の負傷により引退したが、WWEの2大ブランドのひとつ「スマックダウン」でGMを務め、2022年7月に退団。同年9月に米AEWに移籍し「サラヤ」のリングネームで23年8月にはAEW女子世界王座を奪取した。昨年3月には同団体離脱を発表していた。
ペイジの登場に5万人超の観衆は大興奮。ニッキーの代役として、双子の姉・ブリーとコンビを結成し、王座戦に出場した。リングインしたペイジはシャーロット、ベイリーにラリアートを叩き込み、ベイリーをフィッシャーマンズスープレックス。さらにライラを「ペイジターナー」で叩きつけた。
シャーロットから「ナチュラルセレクション」を浴びダウンしたページ。アレクサがコーナートップから「ツイスター・ブリス」を狙ったが、シャーロットがニッキーに松葉杖で攻撃されるのに気を取られている一瞬、技の仕掛けが遅れた。ペイジはアレクサの空中弾を、両ヒザを立てて迎撃。最後は「ランペイジ」(変型DDT)をアレクサに決めて3カウント。感極まったペイジは顔を覆い、感涙。まず、ブリーと、続いて、ニッキーもリングに上がり3人で抱き合った。

強敵ぞろいの4WAY戦を制したペイジ&ブリー・ベラがタッグ王座を奪取。大会後のポストショーでは「ホームに帰ってきてよかった。私は18歳からここで育ったし、永遠にWWEガールなの」と久しぶりのリングと激闘を証明するように、その声は枯れていた。
TOOPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」ではDay1から4種類のトレーディングカードを制作し、そのうち、2種がペイジ。女子王座をステファニー・バッケルから奪ったリヴ・モーガン、IC女子王座をAJリーから奪ったベッキー・リンチとともに、ペイジにとっては初の「TOPPS NOW」はその復帰と戦いぶりと同様に、まさにサプライズな扱いとなった。

Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。




























