
WWEのPLE「エリミネーション・チェンバー」が2月28日、シカゴのユナイテッド・センターで行われた。他団体のAEWの人気レスラーだったダンハウゼンが登場し「デビュー」を果たした。
大会直前から、「RAW」と「スマックダウン」で紹介されていた大きな木箱。「2月28日まで開けてはいけない」と記されていたこの木箱から現れたのは、女性ダンサーたちを引き連れた、まさかのダンハウゼンだった。
ダンハウゼンはそのメイクとマント姿で、怪奇キャラクターとしてAEWで人気を集めたスーパースター。出場機会が減り、ファンを心配させていたが、2月27日を限りにAEWのHPから名前が削除され、この日までにWWEと複数年契約を結んだ、と報じられた。
この後の男子エリミネーションマッチで、それまで度々、ユニット「ビジョン」のメンバーを襲い続けた黒覆面の男がローガン・ポールを強襲しKO。覆面を脱いで、故障欠場中だったセス・ロリンズだったことが明らかになった。自らが発足させながらも、追放された「ビジョン」への復讐を果たした。人気のスーパースターのひとりの復帰、そして「裏切り」がストーリーの柱のひとつでもあるWWEにとっては王道のシナリオとなり、会場は大いに盛り上がったが、ダンハウゼンの移籍は対照的な意味での「裏切り」となりユニバース(WWEファン)を驚かせた。

この日は花道を歩き、リングに上がっただけで姿を消したが、2日後の「RAW」にも登場。アダム・ピアースGMに対して「衝撃デビューを果たした吾輩から」と訴えかけ「住居と飛行船と殿堂入り、召使に、専用カメラマン、(責任者の)トリプルHとのツーショット、(機材運搬用?の)全トラックに吾輩の顔を描くこと」を珍要求。コミカルなダンハウゼン「らしさ」を発揮し、今後の展開へ期待をもたせた。
TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」もダンハウゼンの初カードの受注をスタート。今回のWWEとの契約に賛否両論がある、とされるダンハウゼンのカードにどれだけの注文が入るか、注目される。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























