
バスケットボールBリーグの2025-26シーズンはB2が10月2日、B1が3日に開幕。10年目のシーズンがスタートした。
レバンガ北海道に加入した日本代表・富永啓生がIGアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの開幕戦でBリーグデビューを果たした。
NBA下部のGリーグから北海道に加入した「和製カリー」は序盤から厳しいマークに遭い、ミスでボールを失うターンオーバーが3度。代名詞である3ポイントシュートは第3クオーター(Q)終了間際に左から沈めるも、50-55で迎えた最終Qは5本、すべてを外し9得点に終わった。3ポイントシュートは11本中で成功は1本のみに終わった。試合は北海道が56-68で名古屋に敗れた。

富永が試合後、クラブ公式サイトを通してコメント。「ターンオーバーだったり、自分も大事な場面でシュートを決め切ることができず、個人としてはチームに迷惑をかけてしまった試合だと思っています。得点の面でチームを助けることができず、非常に悔しく、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と悔しさをにじませた。
それでも「特に前半、自分が長くボールを持ちすぎてしまい、複数に寄られてスティールされてしまった場面があったので、そこは自分としても反省点。相手はウイングスパンも長く、普段だったら届かないような場所でも手が伸びてきた印象があったので、そこは明日に向けての改善点です」と自身のプレーへの冷静な分析も忘れなかった。

愛知県出身の24歳にとって、この日は地元での凱旋試合でもあった。試合には母校・桜丘高校の生徒や恩師も駆けつけた。「すごく大きなアリーナで、たくさんの方が集まってくれた中でプレーすることは自分としてもすごく楽しかったです。たくさんの方々が支えてくれて今の自分があると思っているので、自分のBリーグ初戦を会場で見届けてくれて、非常にありがたいです。結果としては決して良いものではなかったのですが、感謝しています」と感謝した。
「やはりチームの得点源としてコートに立ってる以上、それなりの確率でしっかり決めて得点を取らないと意味がないと思っています。チームが信頼してくれているのはすごくうれしいことなので、しっかりとプレーで見せていけたらと思っています」とBリーグでの活躍を誓った。

富永のトレーディングカードは大学時代のものはPANINI社から、日本代表のものはバンダイ「ツインウエハース」から、発売されてきた。最新のカードはTOPPS社から発売されたGリーグのものだ。次はもちろん、「BBM × B.LEAGUE TRADING CARDS 2025-26」になる。リーグ10周年を飾るカードになることもあり、今から待ち遠しい。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。



























