8月23日(現地時間)にHeritage Auctionsにてスポーツカードの最高取引額が更新されるオークションが終了した。
今回のオークションに出されたのはNBAの伝説の二人、マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントのカードで、NBAトレカでは最も価値があるものの一つである”ロゴマン”のパッチ部分が、実使用ユニフォームから挟み込まれたもの。
さらには二人の直筆サインも入っており、専門鑑定機関(PSA)による鑑定済のため、本物であることも保証済み。
そしてなによりこのカードは、ジョーダンとコービーの「唯一」のロゴマンオートグラフ1 of 1カードであり、初めてオークションにかけられることとなった。
オークションが始まる前は600万ドル(8.85億円)ほどの取引額が予想されていたが最終的にこの予想を大幅に超え、最終落札金額は1290万ドル(19億円)となった。
以前までスポーツカード最高取引金額を保持していたカードは、2022年に同じくHeritage Auctionsで1260万ドル(18.5億円)で落札された、MLBレジェンドであるミッキー・マントルのカード。
今回、それから三年の時を経て、最高取引金額が更新されたことは、スポーツカード業界の熱がまだまだ冷めないことの表れとも言える。
さらに今回の落札は、スポーツカードのみならずスポーツメモラビリアの中でも歴代2位の落札金額となった。
このカードより高値で取引されたスポーツメモラビリアは、ベーブ・ルースの1932年ワールドシリーズの”Called Shot”時に実際に着用していたユニフォームで、2412万ドル(35.6億円)で落札されている。
この度のジョーダンとコービーのカードは共同落札の形となっており、カナダの実業家ケビン・オリアリー氏、メガコレクターのマット・アラン氏、起業家のポール・ワーショー氏の三人が落札した。
彼らは今後もスポーツメモラビリアやカードビジネスの成長に意欲的な姿勢をインタビューで示しているそうだ。
ミントでは、ゴールディン・オークションズと公式に協力し、日本国内のコレクターが所有する貴重なアイテムを、世界市場で正当に評価される機会へとつなげる「出品代行サービス」を展開している。ゴールディン・オークションズは、スポーツやエンターテインメントをはじめとした多様なジャンルにおいて、数多くの過去最高落札額を更新してきた、米国屈指のオークションハウスで、出品代行サービス開始以来、ミントを通じて世界市場に送り出されたアイテムの総販売額は15億円を突破しており、日本から出品されたコレクションが、国際的な高額落札を受ける事例も増えている。
価値のあるコレクションをお持ちの方は、ミントを通じてゴールディン・オークションズへの出品を検討してみてはいかがだろうか。
ゴールディンオークションズ出品代行サービスの詳細はこちらから
文:蛭子(ミント新宿店 副店長)
MLB・NBA・NFL、その他数々のアメリカンスポーツを愛する生粋のボストンっ子。
現地観戦やファンベースでの経験を活かし、豊富な知識とともに、スポーツへの熱い思いを店舗でも日々発信中。
「バスケットボール」に関する記事
「蛭子」の記事
編集:伊藤航(株式会社ミント)