北海道日本ハムファイターズのドラフト1位、柴田獅子投手が7月26日、本拠地エスコンフィールド北海道での千葉ロッテマリーンズ戦でプロ初登板初先発。3回をパーフェクトに抑えた圧巻のデビュー戦がエポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」に登場した。
後半戦開幕投手を任された高卒ルーキー。初回は三者凡退。全8球すべて150キロ超えの直球で圧巻の立ち上がりをみせると、ベンチで、新庄監督と笑顔でハイタッチも交わした。
続く2回には変化球を解禁。4番・山本から最後は直球でプロ初の奪三振となる空振り三振を奪った。続く西川はスライダーで空振り三振。2イニング連続三者凡退とした。3回も高部を変化球で空振り三振に。友杉を遊ゴロ、宮崎を二直に打ち取った。
投球数は39球。MAXは153キロだった。「想像通り楽しいマウンドでした。あんなにたくさんの拍手をしてもらったことはなかったので、やっぱり1軍はいいなと思いました。プロを相手に通用するかは未知数だったので、初心に戻って初回は真っすぐで勝負しました。ファールと空振りの反応がよかったので、そこは手応えを感じたところです。本音を言うとまだまだ投げたかったですが、3イニングを投げられてよかったです」と話した。
投打「二刀流」の柴田はここまでイースタン・リーグでは8試合に登板し、防御率2.31をマーク。7月20日のフレッシュオールスターでは全イの先発を務め1回1安打無失点。自己最速を更新する154キロをマークした。打者としては打率.156ながら2本塁打をマークしている。
柴田は福岡県飯塚市出身。福岡大大濠高では甲子園出場は逃したが、エースで4番として投打で結果を残し注目された。ドラフトでファイターズと福岡ソフトバンクホークスに1位指名された。
「エポワン」では、フレッシュオールスターでの熱投をすでにカードにしていたが、今回の公式戦初登板初先発のカードの受注をスタート。72時間の期間限定で、発注数しか、作られないレアカード。もちろん、ルーキーカード(RC)のロゴマークも入ったカードは今季しか作られない。初登板カードもこの1枚だけ。将来的にどんな価値がつくのだろうか。この1枚はぜひとも手にしておきたい。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。
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