2月18日に行われたブンデスリーガ第22節で、フランクフルトのDF長谷部誠がリーグ戦では今季初のフル出場を果たした。この試合でブンデスリーガ通算試合数380、さらにフランクフルトでの通算300試合を達成した。
1月18日に40歳となった長谷部は現役としてリーグ最年長。3バックの中央を任され、MF堂安律らを擁するフライブルクの攻撃陣に対して3失点は喫したが、ドローに持ち込んだ。
40歳30日でのブンデスリーガ出場は、最年長記録の歴代9位。ブンデスリーガ最年長記録の1位は、シャルケに在籍した元西ドイツ代表のクラウス・フィヒテル氏で、43歳184日。長谷部が次に狙うことになる8位の記録は、マンフレート・ブルクスミュラー氏(ブレーメン)が持つ40歳141日だという。
フランクフルトのクラブ創設125周年を記念するユニフォーム発表でモデルを務めたほどの存在感で「皇帝」とも呼ばれる。
「僕自身は(記録を)そんなに気にしないです。もう最近は全部が記録になってしまうのであれなんですけど。あんまり個人的にはそういう数字はそんなに関係なくて。今日のようなチャンスが来た時にどれだけ自分が出せるかっていうことにフォーカスしてるかなという感じです」とフランクフルトの公式インタビューに答える姿も堂々としていた。
その長谷部のメモリアルゲームがトレーディングカードになった。TOPPS社のオンデマンドカード「TOPPS NOW」では長谷部のフランクフルトでの通算300試合を記念してカードを制作。日本だけでなく、ドイツでもレジェンドとなった長谷部のこの1枚は手に入れたい。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。バブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。トレカはレギュラカードのコンプリと日本人メジャーが中心。