
東京ヤクルトスワローズの球団マスコット、つば九郎が3月31日、神宮球場での対広島東洋カープ戦で活動を再開した。エポック社のオンデマンドカード「EPOCH-ONE」では4月9日、つば九郎の限定トレーディングカードの発注をスタートした。
今季の本拠地開幕戦。試合前に神宮のグラウンドにつば九郎は486日ぶりに姿を見せた。一塁側ベンチ横から登場し、ベンチ前からスタンドに手を振ると、ファンからから盛大な拍手で迎えられた。つば九郎はナインとハイタッチし、オスナ外野手とはハグ。池山隆寛監督とはベンチ前でがっちりと握手した。
球団は3月15日に活動再開を発表していた。2025年2月に「つば九郎」の担当者が亡くなり、活動休止となった。国民的マスコットが姿を消し、多くのヤクルト球団関係者、首脳陣、選手、ファンが悲しんだ。昨年6月のヤクルト本社の株主総会では、株主が涙ぐみながら“復帰”を求める声が上がるできごとが起こったほどだった。
昨年11月の「ファン感謝DAY」に出席した池山監督がつば九郎の復活を発表。「来シーズンから彼が戻ってきます。彼と一緒に、皆さんとともに応援してもらい、選手の躍動(の後押し)をよろしくお願いします」とファンに呼びかけた。指揮官は3月27日の横浜DeNAベイスターズとの開幕戦(横浜スタジアム)前にも「(3月31日に)つば九郎が戻ってきますので、より盛り上がるはずです。あとはみんなで戦いましょう」とナインにゲキを飛ばした。

つば九郎は5回裏終了時にも再登場。拍手と歓声の中、人気のイベントであるスタンドへ向けての「バズーカキャッチ」を発射。スタンドには「おかえり」のフリップを掲げるファンもいた。7回の東京音頭でも奮闘。ゲームセットまでチームを盛り上げた。
つば九郎の復活を祝福するように、試合はスワローズが8-3で快勝し4連勝。試合後には選手らとともにつば九郎も姿を現し、一緒に勝利を祝った。「今年はつば苦労も帰ってきて、より盛り上がるはず」と池山監督はあらためて、話した。
これまでも何度も「エポワン」になってきたつば九郎だが、今回のカードは格別な1枚になった。「すわほー」の自分自身の応援タオルを持ち、つば九郎らしく自慢気にポーズを決めている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。





























