
男子テニスでシングルス元世界ランキング4位の錦織圭(ユニクロ)が5月1日、自身のSNSで今季限りでの現役引退を発表した。最後の大会は9月30日からの「木下グループ・ジャパン・オープン」が濃厚となった。
「今シーズンをもって現役を引退する決断をいたしました。トップ10という場所まで辿(たど)り着けたことは、自分にとって大きな誇り。これまでのすべてを振り返ったとき、『やり切った』と胸を張って言える自分がいます」と記した。

36歳の錦織は島根県出身で5歳からテニスを始め、13歳で米フロリダ州のIMGアカデミーに留学。2007年にプロ転向し、18歳だった2008年のデルレービーチ国際でツアー初優勝を果たした。
ジャンプして高い打点から強打を放つ「エア・ケイ」を代名詞に、男女を通じ日本歴代最多となるツアー通算12度の優勝を飾るなど、日本テニス界の歴史を次々と塗り替えてきた。ツアー本戦451勝(231敗)はアジア男子最多。

2014年5月には日本男子初の世界トップ10入りを果たし、同年の全米オープンでは日本選手で初めて四大大会シングルス決勝に進出した。2016年リオデジャネイロ五輪では、日本勢96年ぶりのメダルとなる銅を獲得した。
2009年に右肘を疲労骨折して手術するなど、たびたびけがに悩まされた。2022年1月に股関節の手術を受けてツアーから遠ざかり、一時は世界ランクから外れたが、2023年に実戦復帰。2024年パリ五輪に出場し、2025年1月の香港オープンでは準優勝して再びトップ100に入った。

錦織はトレーディングカードでも、2012年「ACE Authentic」をはじめ、2013年「ACE Gland Slam」、2016年「EPOCH COCA-CORA INTERNATIONAL PREMIER TENNIS LEAGUE(IPTL)」など早くから、グローバルなブランドでテニスファンだけでなく、コレクターたちを魅了してきた。TOPPS社が本格的にテニスカードを制作・販売するようになった2024年からは「TOPPS Chrome」「TOPPS Royalty」「TOPPS Graphite」などにもサインカードが封入されている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)としてテレビ出演も。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。




























