
UPPER DECK社は南カリフォルニアで開催したディーラー会議で、12人以上の選手の最初のNHL試合からジャージー(ユニホーム)を取得し、それらを裁断して挟み込むトレーディングカードを制作することを発表した。今夏に発売予定の「2025-26 Extended Series」から収録する。
「デビュー」に関するトレーディングカードとしてはTOPPS社とMLBが提携しての「Debute Patch」が人気を集めている。1 of 1の「Debute Patch」とは異なり、各選手に対して複数のパッチを作成し、特別に作られたパッチをジャージーから外すのではなく、ジャージー自体を活用する計画、という。
NHLおよびNHLPAと協力し、アッパーデッキはトップルーキーがNHLデビュー戦で着用したフルジャージを収集し、1996-97年の「UDゲームジャージー」に敬意を表した3つの異なるデザインを制作する。


「デビューゲームジャージプログラムの導入により、コレクターはお気に入りの選手やチームとさらに深くつながることができるでしょう。すべてが非常に親しみやすくアクセスしやすい形で実現します」とUPPER DECK社のジェイソン・マシェラ社長。「今シーズン、卓越したNHLルーキークラスが登場することで、彼らや将来のクラスのデビューシーンをファンやコレクターが長年大切に保存できるだけでなく、彼らのデビュージャージー全体を複数の異なるトレーディングカードデザインに組み合わせて配置します」と話した。
UPPER DECK社では独占契約を結ぶマシュー・シェーファーやマイケル・ミサらに加え、ベケット・セネッケ、ブレイディ・マーティン、アイザック・ハワード、イーストン・コーワンといった注目選手のデビュー戦から、試合で着用されたジャージーを集めた。
デビューゲームジャージーカードには、初出場試合の選手の画像と、その試合中に着用したジャージーの一部をはさみ込む。デビューゲームの正確な日付に合わせた各カードの証明書も提供する。

3種類のカードバリエーションがあり、デビューゲームジャージーのサイン(背番号にシリアル#)と、デビュージャージーのユニークなパッチまたはファイトストラップタグが入った特別なデビューゲームジャージーオートブラックバリエーション(シリアル#’d 1-of-1)も存在する。
1996年のNHLとNFLのパック、ボックス製品、1997年のNBAとMLBのパック・ボックス製品にゲーム使用済みのジャージーを裁断して挟み込んだ「UDゲームジャージカード」が封入され、トーディングカード界に衝撃を与えた。UPPER DECK社ではこれをきっかけに、ジャージーだけでなく、グローブ、帽子、手袋、スパイクなどをはさみ込んだカードを作り、他メーカーも追随。その価値も見直され、ここ数年で市場価格が上がっている。
Cove(ライター)
元スポーツ紙ライター。国内外のコレクションアイテムを収集して30年あまり。ボブルヘッドのコレクションが自慢で日本唯一のボブルヘッドライター(自称)。最近はトレカだけでなく、米国のリサイクルショップを回り、地元のアマ、プロチームの中古Tシャツ集めにはまっている。


























